- 販売開始日: 2015/02/04
- 出版社: リイド社
- ISBN:978-4-8458-4150-9
蝶のみちゆき 1
著者 高浜寛
「ごめんね 寂しか思いさせて……大丈夫 そうそう長くは待たせんけん……」遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、やがて...
蝶のみちゆき 1
01/31まで通常1,019円
税込 713 円 6pt商品説明
「ごめんね 寂しか思いさせて……大丈夫 そうそう長くは待たせんけん……」遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。
絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める……“世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!!
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ありきたりではない
2017/12/08 18:10
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
遊女ものだけど、ありきたりな話ではなくて良かった。
太夫の髪型も豪華だけど、イマドキ漫画みたいなトンデモじゃかったし。
結核じゃなくて梅毒で死ぬというのも一味違う感じ。
花魁の話が好き
2018/04/18 15:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サト - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの職業に憧れ、とかじゃなく、ただ、一生懸命に生きる、生き様がカッコいい人の話が好きなのです。それはほぼ戦い、戦争などに似る部分があると思っています。
花魁の、物語になる主人公はやっぱり道中を繰り広げるトップクラスなんてのが多いですよね。これもやっぱりそうでした。
トップの花魁が全て、こんな人間出来た人ばかりなのか?
まあそこは問題じゃないか。
これは主人公が愛する人の為に出戻って頑張るお話でした。
最後がなかなかニクい。読み終えてもスッキリはしませんでしたが、これはこれで
なんだか落ち着いたラストでしたね。
絵がまたキレイ。上手いです。絵のうまさが物語に引き込む一つの力になっていると思われます。だって「あれが噂の几帳だよ」とページをめくると、確かに「おぉぉぉ」と唸るほどの綺麗な花魁が描いてあるんだもん。
まぁあれです。憧れですな。見るだけでいい、見るなら綺麗じゃなきゃ、です。