革命のリベリオン第1部
2016/01/18 13:49
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本を舞台にした壮大な革命物語がスタートですね。全くの空想物語、今後ますます神永さんの発想が本シリーズの出来不出来にかかっています。スタートは順調です。次作を期待してます。
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DNAで人を分けて成り立っている社会。DNAの優劣で人の優劣を決められてしまう社会をどう見ていくのか。この社会の方向が垣間見えている状態なので、まだ良くわからない。劣ったDNAを持つとされる人達が革命を起こそうとしているようだけれど……
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【内容紹介】
――こんな世界でも、生きたいと願うか――?
津波に襲われ、国家崩壊の危機に瀕した日本。その復興後に到来したのは、科学技術により解析されたDNAランクで人生が決められてしまう絶望的な格差社会だった。最低ランクの少年コウは、黄金の瞳をした少女イヴに窮地を救われ、白い長髪の男イザナギの許(もと)へ導かれる。与えられた世界の欺瞞に少年が気付く時、人間の可能性を信じる叛逆者(リベリオン)たちの壮大な革命の物語が幕を開ける!
神永学:カミナガ・マナブ
1974(昭和49)年山梨県生れ。日本映画学校卒。2004(平成16)年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー。「心霊探偵八雲」シリーズとして続々新刊を発表、エンタテイメント性の高いストーリーと、スピード感のある映像的な文章で圧倒的な支持を集める。小説の他、舞台脚本の執筆なども手がけている。他の作品に「怪盗探偵山猫」シリーズ、『確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム』、『コンダクター』『イノセントブルー 記憶の旅人』『殺生伝 疾風の少年』、また「天命探偵」シリーズとして『タイム・ラッシュ』『スナイパーズ・アイ』『ファントム・ペイン』『フラッシュ・ポイント』『クロノス』がある。
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DNAレベルにより国民をランク付けすることで、未曾有の大震災から
迅速な復興を果たした、科学技術が高度に進歩した日本。
それによりもたらされたのは、絶望的なまでの格差社会だった。
最低ランクの主人公コウはテロの片棒を担がされた際、
圧倒的な力を持つロボットを操るイヴとその仲間に窮地を救われ、
さらには彼らのリーダーであるイザナギの元へと導かれる。
彼らとの出逢いによりコウが現状の格差社会の欺瞞に気づく時、
(格差社会そのものの悪ではなく、あくまでもそこにある欺瞞に、
というのがちょっとしたポイントかな)
コウたちによる革命の物語が展開し始める。
SFの設定としてはありきたりかな。あらすじを見たら、
誰でもそれぞれに知っている類似の物語を思い出すだろうね。
そんな中で神永さんの色がどんなふうに出て行くのか、
今後が楽しみだ。今作は起承転結の「起」の部分なので
これだけではまだ評価できない。
ただ、読みやすい展開とそれぞれキャラが立つ登場人物たち、
その辺に神永さんらしさが存分に出ていて、すでに評価高め。
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映画をみた感じ。八雲にしても、読んでいて頭の中に映像が浮かぶので楽しい。
とんでもない津波に襲われた日本。DNAランクで人生を差別させられる日本の仕組みに革命を起こそうとするまだ、最初。
早く次回を読みたい!
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神永流の読みやすい文章で結構一気読み
内容的にはそこそこオーソドックス
先にサイコパスとかハーモニーを読んでいたので、かなりスンナリ世界観は入り込めたので、実は第1章だったってことにチョット物足りなさが…
早よ続きが読みたいなも
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『津波に襲われ、国家崩壊の危機に瀕した日本。その復興後に到来したのは、科学技術により解析されたDNAランクで人生が決められてしまう絶望的な格差社会だった。』
新潮nexということでとりあえずまとめ買い。
氏の他の作品は読んだことないです。
ディストピアもので失礼かもしれないんですがどこか他の本や映画で体験したことあるような設定。
ややこしくなりそうな内容なんですが文章がわかりやすく、
世界観から登場キャラそしてストーリーとサクサクと脳内に入ってくるのでとても読みやすい。
これは大きな魅力かと。
続刊ものということで1巻はまだ序章です。
内容忘れそうなので(すでに忘れてる)
終わったらまとめて読みたいと思います。
★3
ーーーー微妙にネタバレーーーーー
最後転校してきた時は口ポカーンですわ。
そんなアニメ的な展開。
男坂的な。
というわけで2巻ちょっと気になります。
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すごーく長いプロローグ。
一年放送するアニメの、一、二話目が終わったところと言う感じです。
キャラに思い入れが持てるようになるのも、これからかな。
どっちに転がるかわからないので、星3です。
ただ、この分量を飽きさせずあっさり読ませるのはすごいです。
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神永さんの作品で、まさかロボットものが読めるとは…とびっくり。遺伝子による身分の優劣って、将来的にありそうで、今でも実はあるんじゃね? と思ってしまう。
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あっという間に読んでしまっていた…
物語はスタート地点だというのに、
こうも引き込まれるのは、流石だなぁと感じました。
SF小説にありがちな感じもしましたが、
今後の展開に期待できるものでした。
続編がたのしみです。
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「心理探偵八雲」シリーズでおなじみの神永学先生が描く、けっこうハードめなSF作品。津波に襲われ国家崩壊の危機に瀕しながらも復興を果たした未来の日本が舞台です。科学技術によって解析されたDNAランクで人生が決められてしまう格差社会で、最低ランクの少年コウは、巨大ロボットを操る黄金の瞳の少女イヴに命を救われ、テロリストの首魁とされる白い長髪の男イザナギのもとへと導かれるが…。
という、まぁ、なんというかありがちな設定。ディストピアな世界観といい、ボーイミーツガールなストーリーといい、大上段に振りかぶってていっそ気持ちが良いぐらいですわ。この後、世界の隠された真実を知り、少年は怒り、少女と巨大ロボットとともに壮大な物語の幕が開くわけ。で、ヒロインは敵方の有力者の娘とかなわけ。どんだけテンプレートを放り込んでくるのかとハラハラしますが、でもねぇ、面白いんですよけっこう。なんでだろう?これは神永先生の筆力なのか何なのか…。ともかく、慎重に期待したいと思います。
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面白かった。
今までとは違う感覚で読めた作品でした。
話はまだ途中で、とりあえず物語の始まり・・・といった感じなので、続きがとてもきになります。
今後の展開に期待。
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神永さんの本は八雲しか読んだことなくて、そこまで好きとは思わなかったから、買うか少し迷ったけど、あらすじに惹かれて購入。
判断はよかったと思う。まだ序章という感じですが、設定は面白いし、話もテンポ良く進んで飽きない。
ただ、テンペストみたいに途中から…ってこともあるだろうし、今後に期待!ですね(*´-`)
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好きな作家さんの神永学氏の作品。
重い内容をさらっと軽くしてしまう神永マジック健在(笑)
エンターテイメント性とキャラクター良さとスピーディーな展開で読ませてくれます。(今回はまだキャラクターの良さがあまり出てないけどw)
山田宗樹氏の「ギフテッド」に似た部分があるかな。
ストーリーはまだ始まったばかり、先が気になります(ノ´∀`*)
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”革命のリベリオン―第I部 いつわりの世界―”神永学著 新潮文庫nex(2014/08発売)
・・・DNAのランクで全てが決定される近未来日本。最低のDNAランクの少年コウは革命を志すイザナギに出会い、矛盾に満ちた世界と闘うに向かう。
・・・謎の少年が謎の男の元、謎な少女と謎な青年の協力を受け、謎なロボットで謎な社会に抗うぜ!!
という作品(笑)
80年代OVAを彷彿させるような内容でした。(但し主人公は美少女なく”少年”)
・・・一応、2015年春に第二部発売予定となっていますが、3月末発売のタイトルには入っていないので、4月末以降になりそうです。