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  • 販売開始日: 2015/02/20
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-762718-8
一般書

縮尻鏡三郎 当たるも八卦の墨色占い

著者 佐藤雅美

身を誤る女あれば、縁遠い女あり――シリーズ第5弾故あって勘定方を追われたしくじり御家人拝郷鏡三郎の許へ、日々持ち込まれる厄介事。今回は色事師も顔負けのふしだら女が現れる

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縮尻鏡三郎 当たるも八卦の墨色占い

税込 641 5pt

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

江戸社会の生活臭が好き

2011/07/06 15:54

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今か今かと、出版を楽しみにしている時代小説・縮尻鏡三郎シリーズ。本書はその第五弾。全八話。
 作品に漂う江戸社会の生活臭と、軽妙な語り口が魅力で、もはや中毒となっている。

 その江戸の社会生活の中から生じる人の情も魅力的で、例えば、当時、十両盗むと死罪と決められていたが、十両で人の命が絶たれるのは忍びない、盗まれた方も人の死に関わってしまうので寝覚めが悪い、という理由で、盗まれた金を九両三分二朱として届け出たり、奉行所もそのように届け出るよう強要していたとか、使用人がお店から金品を盗んでも、使用人を突き出すのはお店の恥とされているとか、そういったもの。
 社会の営みを描いて、そこに生きる人々の姿を浮かび上がらせる、そんな印象で、池波正太郎や藤沢周平には感じられなかった、江戸社会の生活臭が濃厚に感じられるのが魅力なのである。

 主人公は大番屋の元締め拝郷鏡三郎。元御家人で御留役だったことから何かと周囲から頼りにされて、相談事が持ち込まれるのだが、彼にも色々と悩みはある。
 目下の悩み事は娘・知穂のこと。婿の三九郎と離縁してから良い話はない。以前に剣の吉凶を占う剣相見は、鏡三郎の佩刀を見て、身内が不縁になる刀だと言った。吉剣を持ってきても高値をふっかけるから眉唾物だと疑うものの、確かに娘は独り身のまま。そして偶然にも剣難の相の脇差しを持つ男が刺殺された。
 今回、剣相見が持ってきた刀は四十両。品が良く、腰に帯びていると娘にも縁談が持ち上がりそうな気がする。以前の出来事も心に引っかかっている。鏡三郎は、年収に匹敵するこの刀を、清水の舞台から飛び降りるつもりで買うのだった。【吉剣粟田口康光がとりもつ縁】

 しかし実際のところ、剣の吉凶を占う『剣相見』などいたのか、話を盛り上げるための著者の創作ではないのか、と思って調べてみると、なんと鎌倉時代から剣相の占いはあったらしい。日本人の占い好きは年季が入っているのだ。
 第二話の表題作【当たるも八卦の墨色占い】は、その占い好きを材にした作品。墨の濃淡の使い分けで占う墨色占いで、色が深いから慎まねば身を誤ることになると言われた、娘たつの顛末を描いている。
 きっとこれらの作品のように、江戸時代には占いを飯の種にする者と、占いの吉凶に振り回される者がいたんだろうなぁ、そう思うと、江戸社会の生々しい生活臭が漂ってきた気がした。

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吉剣でも断ち切れない父と娘のコンプレクス

2011/08/04 14:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代、数は少なくとも置時計や懐中時計を持っている人がいて、懐中時計は根付時計、印籠時計ともいい、時計師という職業もあった。高級なものは、刀でもそうだが、美術工芸品で、そんな高級品をめぐって、縮尻鏡三郎の知り合いの時計師が、詐欺の被害に遭いかける。相談を受けた鏡三郎にもどうにもできそうになかったが、ひょんな偶然からみごと解決、詐欺の裏をかくことができたのは、おもしろかった。

この印籠時計や、また高級な刀の盗品をめぐって、地方の豪農豪商といった人々の経済力、実力がうかがえる話が展開する。

手習い塾時習堂の男座の師匠神山逍遥軒も女座の師匠知穂も、手習いを教えるだけでなく、こどもたちの暮らしを守るために、奔走するのをいとわない。

その年頃にありがちな好奇心でついいかがわしい見世物小屋を覗いてしまった少年とその母親を、異様なまでにねちねちといじめて罵倒した与力は、実は昔、母親の方とわけありだった。ひどい公私混同、職権乱用のせいで、噂が広まり、少年はいたたまれなくなって家出してしまった。

凍てつく冬の夜、縮尻鏡三郎も加わって皆で少年を探す。ついでに鏡三郎は久しぶりにおりんと並んで歩くことができた。

知穂にいい結婚相手が現れないかと常に気になっている鏡三郎。そんな心につけこむように、またも剣相見の助左衛門が大番屋にやってきて、とうとう、「吉剣」を買わされてしまった。ところがそれは盗品だった。

盗品を買ったことがわかったら、持ち主に返さなければならない。でも、返してしまったら、また知穂が縁遠くなるのでは?と鏡三郎は逡巡する。

この盗品の刀をめぐって一度は逮捕されたがやがて釈放された山村屋新三郎は、豪農豪商の息子だ。わけあって江戸に出て底の抜けたような浪費生活をして、五千両の土地をすっかり手放してしまったが、それでも実家はびくともしない。彼は困った人を見ると助けずにはいられない優しい人で、引き取って育てている女の子は知穂の教え子である。そして、今度の事件で初めて娘の師匠に会って、恋に落ちてしまった。叱ってくれる女性が好きになるタイプかも。

さっそく、「吉剣」の効果が現れたのかと驚く縮尻鏡三郎。しかし……。

>端から受けつけないと思っていた。(略)ひょっとして、新三郎が大金持ちということにぐらついたか。(略)偉そうなことばかりいっていたが、知穂も世間のどこにでもいるそんな女だったのか。

せっかく知穂がその気になったのに、なんだよ、親父さん、そんな文句ばっかり言ってたら、せっかくつかんだ縁がまた逃げて行くぞ!

やはりこの父娘は深層心理で強いエレクトラコンプレックスのもとにつながっているのだ。えせカウンセラーの私は確信する。

山村屋新三郎もまた、三九郎と同じように、同じ失敗を繰り返す懲りないところがあり、さっそく、知穂に大目玉をくらう。でも、三九郎もほんとうはばかでもないしいい男だったように、新三郎も、ばかでもないし、いい男だった。いろいろあったけど、今度こそ、知穂は幸せな結婚ができ……そうだ……ったんだけど……。最後の最後に、どうしてこうなったんだ。まさか、これもエレクトラコンプレックスのなせるわざなのか?

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2011/05/20 15:06

投稿元:ブクログ

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2011/07/31 16:05

投稿元:ブクログ

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2011/10/31 22:01

投稿元:ブクログ

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