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電子書籍
コーラン ─まんがで読破─
著者 Team バンミカス
イスラム教最大の聖典、ついにマンガ化!―イスラームの教えを信じる人々の生活と思想の基盤、『コーラン(クルアーン)』。日々ニュースで名前を聞くことも多いイスラームだが、われ...
コーラン ─まんがで読破─
コーラン (まんがで読破)
商品説明
イスラム教最大の聖典、ついにマンガ化!―イスラームの教えを信じる人々の生活と思想の基盤、『コーラン(クルアーン)』。日々ニュースで名前を聞くことも多いイスラームだが、われわれ日本人には日常的になじみがないため、「禁欲的」「テロとの関係」といったゆがんだイメージが先行してしまいがちだ。では実際の彼らはどんな教えを信じ、何を考えているのか。現代国際社会の焦点・イスラームを知るために、そのすべてが記された聖典にふれてみよう。
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井筒訳も中田訳も挫折したので、こっちを。
2015/12/10 01:16
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるイスラム国(IS)がありまして、これを読みました。ムスリムの一夫多妻は増加した未亡人救済とか、もともとは格差是正のための宗教であるというのが印象的でしたが、マンガのヴィジュアルの力ってすごいですね。
あくまで戦争は小さなジハードで、自己との内面との戦いが大きなジハードですから、ISは「大きなジハード」をしめさないといけないけど、示せていません。
姜尚中さんが『悪の力』でISはイスラムの名前を借りているだけ、とおっしゃっていたのですが、マッカ(メッカ)を守るため、ムハンマドが攻め入る姿を見て、「ああ、こういう勇ましい姿から生まれた言葉が、後世の人によって、意味づけされ、土着化するんだ」って感じで読めました。
このムハンマドの戦闘的な画を見れただけでも元は取れたと思います。なんで格差是正にそこまでこだわるんだろう?って思っていたら、部族の保護を受けない男性が、何も言う権利もないまま、ボコボコにされているのを見て、強く情動に残るものがありました。
コミカライズされたものは、入門書以前に門前書だ!みたいなことを言いますが、イスラムの人の本音は「少しでもいいから、私たちのことを理解してほしい」ってトコじゃないかしら?