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電子書籍
義弟~青蛇の虜~【イラスト入り】
著者 真宮藍璃 , イラストレーター:東野 裕
母の突然の再婚で、義父の連れ子で昏い目をした五つ年下の「弟」、彰久と暮らすことになった大学生の朔也。体に青い蛇の刺青があり、寡黙で打ち解けない彰久に、最初は戸惑う朔也だっ...
義弟~青蛇の虜~【イラスト入り】
05/06まで通常723円
税込 505 円 4ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
義弟 青蛇の虜 (花丸文庫BLACK)
商品説明
母の突然の再婚で、義父の連れ子で昏い目をした五つ年下の「弟」、彰久と暮らすことになった大学生の朔也。体に青い蛇の刺青があり、寡黙で打ち解けない彰久に、最初は戸惑う朔也だったが、芸能人を親に持ち、似た境遇で育った彰久に親近感を覚え、何とか親しくなろうと努力した。そんなある日、彰久は突如豹変する。罵倒も哀願も脅しも効かない。だがやがて朔也は、彰久の目にどこかやりきれない絶望のようなものを見出すようになり──。
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救済のラブストーリーでした
2015/07/26 22:54
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半部分は親の再婚でできた17歳の義弟(攻)から大学生の主人公(受)が監禁され凌辱を受ける展開ですが、主人公がもの凄く大人でしっかりしているため、悲惨過ぎない雰囲気です。わざとメロメロになる演技をして攻めの反応を観察して逃亡しようとしたりとしたたかです。攻めも鬼畜タイプでよくある?凌辱シーンが繰り広げられ前半はHシーン多めな感じです。
しかし中盤から攻めはそんな主人公に惹かれていっている様子で、あんたに殺されたいなどと言ったりと、非常に訳あり度も増して行きます。学校にも行かず明らかに異常で秘密を抱えています。そして物語後半、一気に悲惨過ぎる攻めのおかれた状況があきらかにされていきます。
後半の展開はあらすじでまったく触れてないので想定外すぎるほど。ネタバレになりますが893あり児童性犯罪ありとここまでの悲惨な裏があると暴力シーンはさほど赤裸々に描写されてはいませんが、そうと知らず読んでしまい設定で引く読者もいるのではと思ってしまいます。かくいう私も893物もこの手の展開も嫌いじゃないのですが、攻めの設定が痛々しすぎて星3つ。(ラブストーリー4 設定3で気持ち的には3.5)
でも救われるのは本当に主人公がまっとうで健全なキャラなところです。ボロボロの攻めを「まだ17歳なのに」、と加害者と被害者の立場でありながら、この心理はストックホルム症候群かなどと冷静に自己分析しつつも攻めの救済に一生懸命になっていくところ。主人公カップルがどちらも共感できるいい子たちで、最後は救済とラブストーリーという展開で救われてホッとしました。
暴力シーンや主人公が足に刺青を入れられるシーンなども比較的サラッと書かれているので痛いシーンのシツコイ描写はなく、攻めの秘密も気になってあっという間に読めるのですが、いかんせん設定が。最後にあれだけあっさり解決を持っていくならそこまで酷い設定が必要だったのか?とか前半の攻めの鬼畜っぷりは整合性が弱冠弱いのでは?とかつっこみどころありですが、前半の主人公の受けた凌辱がこりゃー仕方ないねと主人公共々思えるためには必要だったのかな?とも思ったり。最後にくっついて問題解決もして攻めも救われて怒涛のカタルシスなところが良かったです。
紙の本
NOTどろどろ
2018/07/31 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待したほどのドロドロさもなく、エロくもなく肩透かし。
もっと背徳感あふれるのかと思ってたのに…。
キャラ、ストーリーともに薄っぺらくて残念。