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織田信奈の野望8
著者 春日みかげ
強敵・浅井朝倉連合軍を打破し、いよいよ戦国大名としての地歩を固めつつある織田信奈。そんな中、西国では中国地方の雄である毛利家が織田軍に向けて進軍を開始。猛将の吉川元春と知...
織田信奈の野望8
織田信奈の野望 8 (GA文庫)
商品説明
強敵・浅井朝倉連合軍を打破し、いよいよ戦国大名としての地歩を固めつつある織田信奈。そんな中、西国では中国地方の雄である毛利家が織田軍に向けて進軍を開始。猛将の吉川元春と知将の小早川隆景を擁する毛利家は、姦雄として知られる宇喜多直家を先兵として攻め込んでくる。受けて立つ相良良晴はどう立ち向かうのか? 一方、信奈のいる京都でも異変が! 怒涛の天下布武ラブコメディ第八弾。 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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紙の本
中世からの脱却への揺り戻し
2015/09/15 16:08
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅井朝倉連合軍を下し、織田信奈は近臣を各地に配して、急速に勢力を拡大していた。未来から来た高校生に過ぎない相良良晴も、羽柴秀吉の代わりに北近江二十万石の城持ち大名となった。しかし、密かに情を通じる信奈と良晴の関係は、明智光秀の邪魔があって中々上手くはいかない。
そんなある日、竹中半兵衛に並ぶ軍師の黒田官兵衛が信奈に仕官を申し出て来て、良晴の配下に置かれることになる。信奈の視線の先には、猛将・吉川元春と知将・小早川隆景を擁する毛利家を頼って来た足利義昭の姿があった。
官兵衛の陰謀のせいで信奈の勘気を受けることになった良晴は、わずか五千の兵で、播磨に攻め込んで来た宇喜多直家と彼を差し向けた毛利軍を相手にすることになる。そして京では、土御門久脩を使って中世的な戦いを仕掛ける関白・近衛前久が暗躍する。
全てを拾うべく奮闘する良晴ではあるが、尼子十勇士の山中鹿之助をも抱え込むことになり、ついにパンクの時を迎えることになる。わが身も顧みず良晴と信奈のために尽くす竹中半兵衛が選ぶ未来とは…。
歴史からの揺り戻しは、良晴に非情な選択を迫る。それを受け入れるのか、あるいは抗うのか。いずれにせよ、簡単な戦いではない。