項羽と劉邦(中)(新潮文庫)
著者 司馬遼太郎
叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。...
項羽と劉邦(中)(新潮文庫)
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商品説明
叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに激怒した項羽は、一気に関中になだれこみ、劉邦を鴻門に呼びつけて殺そうとするが……。勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦さ下手だがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか?
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良い本です
2024/03/30 17:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
劉邦の不思議な人となりと項羽の激しくも単純な人となりがわかる中巻です。項羽のエピソードはなるほど項羽らしいと思える内容だけど、劉邦のエピソードはそんな面もあるのかぁというような意外な印象を受けるものが多いですね。
人間性溢れるヒストリー
2021/12/04 22:51
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投稿者:某歴男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前編に続いて買いました!
中編では楚の人柄というのがよく表現されていてとても楽しく学ばせていただきました
そして盛り上がってきた時に切れるのもまた好きです
是非読んでみてください!
めくるめく登場する個性的な武将たちの活躍が面白い
2020/12/26 23:59
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投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
会戦の模様にしても、諸将の武勇伝にせよ極めて密度の濃いストーリーが展開させる。 じっくりと味わって読むほどに面白く、個性的な武将が後から後から登場してくる百花繚乱状態。よくもこれほどの幅の広い人格の人々を一つのストーリーに収めきれたものと感心してしまう。お蔭でページをめくる速度は、どんどん読み進めた「竜馬がゆく」の半分ほどに落ちてしまう。が、内容は濃縮された面白さだ。 特に韓信が魔術的とも言える心理作戦を仕掛けていくあたりはわくわくしながら読んだ。
また一つの事象を儒者として見た場合と老荘思想から見た場合の解釈の違いも語られるなど、「戦国物語」を読んでいるのだが思想史の蘊蓄にも触れることができる。
それにしても司馬先生の本は、中国大陸に根ざしている長江を挟んで北と南にわかれる民族の違いを言語や風習、食べ物の違いなども解説してくれるなど、中国古代史を読みながら「街道をゆく」を読んでいるような楽しさも味わえる。 読み終えた時には疲れの中に達成感も味わえる巻だった。
張良
2025/03/09 12:33
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
韓の人、張良登場。劉邦の軍師となり、劉邦を勝利させるキーマン。
項羽と劉邦の中で、私がいちばん好きなのは張良かも。頭よくて美しいし(笑)