長く素晴らしく憂鬱な一日
著者 著者:椎名 誠
仕事場から見える「新宿」は、不気味だ。地下鉄駅に佇む「夕子」。蛇をポケットにしのばせる詩人。スピーカーを背中にしょって説教する男。そしてぬめぬめの「新宿シルクロード」を酒...
長く素晴らしく憂鬱な一日
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商品説明
仕事場から見える「新宿」は、不気味だ。地下鉄駅に佇む「夕子」。蛇をポケットにしのばせる詩人。スピーカーを背中にしょって説教する男。そしてぬめぬめの「新宿シルクロード」を酒場に向かって無気力に旅する男たち―。「新宿」という街は、それら孤独や喧噪や疲労をものみ込んで、また立派な朝を迎えていく。虚実の間を鋭くかつ緩やかに描く現代の「都会の憂鬱」。
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思い出のシーナ
2017/02/27 19:51
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
突然懐古シリーズ(不定期)の栄えある第一作目はシーナ・マコト。高校生の時、どはまりしてもうとにかくドンドン、ズンズン、とことん読むのだ、読んだのだ。うら若き乙女のむんずと鷲掴みにした色黒、酒飲みのおじさん、ほんとうにシーナさん一色の青春時代。嗚呼。言葉が続かない。学祭の準備を抜け出して新橋のサイン会へ行ったよね。映画を撮ると知ったら並んでチケット買ったよね。わけのわからない講演会にも行ったよね。少し大人になったら突然色あせちゃって、お金ないからと蔵書全部売っちゃったよね。なつかシーナ。また少しずつ読もう。