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  5. アルジャーノンに花束を〔新版〕
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 930件
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  • 販売開始日: 2015/05/09
  • 出版社: 早川書房
  • ISBN:978-4-15-041333-0
一般書

アルジャーノンに花束を〔新版〕

著者 ダニエル・キイス , 小尾 芙佐

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超...

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アルジャーノンに花束を〔新版〕

税込 946 8pt

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商品説明

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

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みんなのレビュー930件

みんなの評価4.3

評価内訳

読み応えがあります。

2015/09/15 16:48

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Y-K-A-A-S - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマを見た後、初めて本を読みました。
ストーリーは異なりますが、重なる部分も多かったです。
チャーリーの目線で書かれているのですが、ひらがなから始まり成長していく過程が文字からわかっていきます。それは日本語であるが故の表現であり、翻訳者が素晴らしいと思います。

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訳者がすごい

2020/09/20 11:02

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

これ、訳前はどうなってるんだろう。スペルミスとかが多いのだろうか?とにかく、訳の言葉選びや故意の誤字脱字で主人公の知能の移り変わりがよくわかる。内容ももちろん素晴らしいが、その内容を損なうことなく日本語的再現をした訳者に感謝したい。

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実際に起こりうる内容だと思った

2019/06/30 19:59

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ルリラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分は外国の小説をあまり読まないのですが、今回チャレンジしてみました。最初、文字が読みづらくてイライラしますが、その字の読みにくさが主人公の知能と比例しています。読み終わったときの達成感が大きいのでぜひ読んでみてください。

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生きていくということ

2019/03/03 17:20

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきき - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公のチャーリィの日記で展開していく。
知的障害を持つチャーリィは、治療を受けることでだんだん「頭がよく」なっていく。
しかしその先には決して幸せではない未来があった。
本当の幸せとは何か。生きていく意味とは何なのか。
いつ読んでも考えさせられる一冊。

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世代を超えて読み伝えられる本

2017/11/17 23:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

わからなくて幸せだったこととわからなかったために不幸せになったこと。
わかるようになって充実した部分とわかるようになったからこそ欠けが生じた部分。
変化する視点と相対して変わる人間関係。
得なければ失う切なさはなかっただろうし、それほど高い知能を得ていなければ自分の行く末を予想し苦しむこともなかったろう。
チャーリイは元に戻った、あるいは以前より退行しただけだったのか。
そうではないと思う。
それはラストを読めばわかる。

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人間の幸せは何なのかを考えされられる作品です。

2024/05/16 12:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公のチャーリー・ゴードンは知的障害者だが、医学的な実験の治験者になり知能回復の脳手術を受け天才的な知能を得る。知的障害者の時は、母親からの折檻を受けたり友人からのいじめやからかいを受けて決して幸せではなかったが、知能を得たことによってチャーリーは障害者に対するいじめや嘲笑いを受けることはなくなった。その意味でチャーリーは幸せを手に入れたが、逆に他人に対する猜疑心を持つようになったり、純粋な人間を信じる気持ちを失い苦悩するようになる。
 さらに、チャーリーには数奇な運命が待っていた。それが果たして悲劇的なことなのか、それとも救われたのか、はたしてチャーリーは幸せになれたのか、そして人間の幸せとは何かを考えさせられる作品です。
 ちなみにアルジャーノンは同じ脳手術を受けた実験動物(ねずみ)の名前で、チャーリーとは運命共同体のような存在です。

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傑作

2023/08/23 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る

分かりきった辛い話だー。
当事者から外れた途端に自らも差別する側に周りつつあったことを自覚する絶望感、想像したくない。主人公以外の登場人物視点も読んでみたくなった。
移り変わる文体の表現が丁寧で凄い。翻訳かなり大変だろうに。

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クライマックスに涙

2022/11/13 19:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

たくさん考えさせられる作品でした。
私の眼には、もうチャーリィのように他人を見る眼がないなと感じました。
クライマックス、もうどの感情で自分が泣いているのかわかりませんでした。安心したのか、寂しいのか、悲しいのか、感謝なのか…またいつか再読したい名作でした!

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感動できる名作

2022/07/22 19:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パター - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当にすごい!冒頭を見ただけで、何だこれ?!ってなるような異彩を放つ文の書き方で鳥肌がたちました。この作者は人物の書き方が非常に上手いので読んでいてリアルさがあります。ただただ圧巻するばかりの名作です。

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幸せな人生って

2017/10/13 19:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名な作品でザックリとあらすじを知っていたが、初めて小説を読みました。頭が良くなるイコール満足な人生に繋がる訳じゃなく、知りたくない物まで、見えてしまい、人との付き合いも変わっていく様は、考えさせる物があった。
ここまで、心の変化を描写している作品、世界中の人から読まれている事に納得。

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いろいろ考えさせられる。

2016/02/12 23:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うどん99 - この投稿者のレビュー一覧を見る

チャーリーは、賢くなり過ぎたが、もしも、普通の知能を得て、長期間維持できていれば、結果は変わったのだろうか。それとも、それでも彼は自身の境遇について悩んだのだろうか。

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読む魔法との評はハッタリではない

2023/10/16 13:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の逸話をなぞるようで悔しいが、「一体どうやって書いたんだ!」と尋ねずにはいられない。知的障害から抜きんでた天才への変遷を追う内に、何か読む魔法を見せられた気持ちになること請け合いだ。

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涙なくては読めない一冊

2023/04/11 19:30

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初ひらがなの羅列ばかりで、なんて読みにくい本なのだろうと思った。
でもそれが32歳のチャーリーの知能の現れなのです。
そんなチャーリーが、手術によって驚くべき知能を得るのですが、
知能を得てからのチャーリーは幸せではない。
そして、再び知能が衰えていくつらさ・・・・・・
自分ができなくなっていくことを自覚するつらさは、
認知症の人のつらさに似ているかもしれない。
涙なくては読めない一冊です。

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生きづらさを抱えた人間はどこに行くのか。

2022/10/07 09:13

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんざ - この投稿者のレビュー一覧を見る

明るい話ではなく、つらい描写も多いです。人によってはあまりにリアルなため読むのがつらくなるかもしれません。ですが、希望がまったくないわけでもありません。
リアリティがあるからこそ救われる部分もあるんじゃないでしょうか。

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やるせない

2020/11/06 16:16

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る

脳に障害のある青年が脳手術によって一時的に知能が高くなる物語。一見知能が高くなったことが素晴らしいように見えますが、手術前のピュアな人格まで変わってしまったような悲しい気持ちになります。本当の幸せとは何なのかを考えさせられる作品です。

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