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嘘つき探偵・椎名誠十郎
著者 著者:二丸 修一
失踪した親友の捜索依頼のため、自由が丘にある「椎名探偵事務所」を訪れた千脇奏。 彼女が出会ったのは、およそ探偵らしくない甘いフェイスの「嘘つき探偵」こと所長の椎名誠十郎―...
嘘つき探偵・椎名誠十郎
05/02まで通常649円
税込 325 円 2ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
噓つき探偵・椎名誠十郎 (メディアワークス文庫)
商品説明
失踪した親友の捜索依頼のため、自由が丘にある「椎名探偵事務所」を訪れた千脇奏。 彼女が出会ったのは、およそ探偵らしくない甘いフェイスの「嘘つき探偵」こと所長の椎名誠十郎――美人に甘いペテン師だが、巧みな話術と嘘を使うことで真実を見抜き、依頼を即解決するという元恋愛詐欺師の凄腕探偵である。 彼の相棒は、堅物の元エリート刑事・明神秋馬。彼らは、世を騒がせた、通称「嘘憑き事件」を捜査しているらしい。 そんな凸凹コンビに目を付けられた奏は、依頼人にもかかわらず捜査を手伝わされるのだが、親友が絡む事件は思わぬ方向に転がり始め……!?
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紙の本
サクサク読めます。
2015/05/09 16:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:花詞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが気になり今回買ったのですが、買ってよかったと思っています。
設定としてはよくある様に思えるものでした。依頼がある主人公とそれを請け負うことになった探偵とその補佐を任されている刑事。非常にシンプルですが其れだけに幅広く扱えるという武器があると思います。
この作者の場合はそれが「嘘」だという事です。犯人自体はすぐ分かるのですが、そこからが「嘘」の見せ場でもあります。中々犯行を認めない認めない。嘘をついた上の嘘それがリズミカルで面白くでも、やっぱり待ってるのは切なさで・・・
非常にテンポよく読めその中に真贋入り混じれページを進める事にそれが本当は「真実」だったのか「嘘」だったのか又そこにあるのは自他を傷つけるものなのか、誰かを慈しんだ結果なのか。
最後のページ迄、まだ「嘘」はあるんじゃないか、それは本当に「真実」でよいのか。
そんな風にサクサク読めて意外と有意義でした。
次巻が出たらまた買います。