電子書籍
フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン
著者 小路幸也
今から30年前、突然、我南人が「この子ぉ、僕の子供なんだぁ」と生まれたての青をつれて帰ってきた――(「紺に交われば青くなる」)。二十歳の亜美が旅先の函館で置き引きに遭う。...
フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン
フロム・ミー・トゥ・ユー (集英社文庫 東京バンドワゴン)
商品説明
今から30年前、突然、我南人が「この子ぉ、僕の子供なんだぁ」と生まれたての青をつれて帰ってきた――(「紺に交われば青くなる」)。二十歳の亜美が旅先の函館で置き引きに遭う。たまたま同じボストンバックを持っていた紺にいきなりの跳び蹴り。それが二人の出逢いだった(「愛の花咲くこともある」)など、「東京バンドワゴン」シリーズの知られざる過去のエピソードが明かされる全11編。
目次
- 紺に交われば青くなる/散歩進んで意気上がる/忘れじの其の面影かな/愛の花咲くこともある/縁もたけなわ味なもの/野良猫ロックンロール/会うは同居の始めかな/研人とメリーの愛の歌/言わぬも花の娘ごころ/包丁いっぽん相あい身み互たがい/忘れものはなんですか
著者紹介
小路幸也
- 略歴
- 1961年北海道生まれ。「空を見上げる古い歌を口ずさむ」で第29回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。著書に「東京バンドワゴン」シリーズなど多数。
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紙の本
東京バンドワゴンの第八巻
2023/04/30 15:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
バンドワゴンシリーズのスピンアウトあるいは番外編とでもいった方がいいのでしょうか?語り手のサチさんの話(マイ・ブルー・ヘブン)を入れると二つ目ですね。少しずつ、秘密が解けていきます。
紙の本
時々、ここに戻ってきたくなる、シリーズ中でも特別な一冊。
2020/11/10 13:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第8弾。『東京バンドワゴン』シリーズは、ほぼほぼ、幽霊のサチさんが語りを担当。彼女は、古書店主の大じいちゃん堀田 勘一の亡くなった奥さん。大家族堀田家では、大ばあちゃんたる方でして、彼女がなぜか、現世にとどまり、狂言回しの役回りにて物語が展開するってのが定番ですが、本作『フロム・ミー・トゥ・ユー』のみは、作品ごとに語りが違い、物語の主人公が、自分で自分の過去のエピソードを語るという趣向。
これは、1作目からずーっと読んでるファンとしては、シリーズ1作目とともに、時々ここに戻ってきたくなる一冊です。
紙の本
大好き
2015/10/13 21:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫たちの母 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バンドワゴン大好きです。
早く次を読みたいです。
紙の本
まさかまさかの短編集
2017/09/12 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ALRIGHT - この投稿者のレビュー一覧を見る
「東京バンドワゴン」シリーズ第8弾は短編集。
我南人が生まれたての青ちゃんを連れてきたお話から、幽霊のサチさんが活躍?するお話まで11の短編を楽しむことができます。
こういう前日談があったのか~っておもわずにやりとしちゃうそんなお話ばかり。
ほっこり楽しめます。
紙の本
今回は番外編
2015/09/13 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもにぎやかな堀田家ですが、今回は時代もバラバラの短編集でした。年に一度なので、どうしても細かい部分を忘れてしまっている。復習にちょうどよかったかも。紺と亜美の出会いや我南人と秋実の出会い、そんなことがあったんですか。一昨年のドラマの配役を思い浮かべながら読みました。