- 販売開始日: 2015/07/23
- 出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン
- レーベル: ハーパーBOOKS
- ISBN:978-4-596-55003-3
よみがえり~レザレクション~
◆アメリカの静かな田舎町。50年前に8歳の息子を亡くし、悲しみに寄り添いながら暮らすハロルドとルシールの前に、ある日突然、亡くなった息子ジェイコブが当時の姿のまま現れる。...
よみがえり~レザレクション~
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商品説明
◆アメリカの静かな田舎町。50年前に8歳の息子を亡くし、悲しみに寄り添いながら暮らすハロルドとルシールの前に、ある日突然、亡くなった息子ジェイコブが当時の姿のまま現れる。そばかすの散る頬、癖のついた髪、そして忘れる日のなかった茶色の瞳を涙で潤ませたこの子は――本当に息子なのか? 戸惑いを隠せないなか、世界では次々に“死者が生き返る”という謎の事件が起き始め……。
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アメリカの「黄泉がえり」は…
2016/09/12 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日、50年前に亡くなったはずの8歳の息子が帰ってきた…
というと、あの、竹内結子主演の映画「黄泉がえり」(原作:梶尾真治)を思い出しますが、設定はほとんど同じながら、後は全然違います。
帰って来た人々の要求を聞き、受け入れ家庭がOKかどうかの確認をする政府の役人が出てきたり、その他の帰還者の受け入れ施設を軍が作ったり…その後もやっぱりアメリカらしいなあという展開で、いろいろ追求きついですが、別物でも、結末は結構納得出来ました。
求められているものに応えていない
2015/10/05 22:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:慶多院 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうやらドラマの原作にもなったらしいこの作品、スティーブン・キングの「ペット・セメタリー(正確にはセマタリー)」みたいな小説なのかと最初は思ったのだが、っていうか死んだ息子が蘇って帰ってくるというあらすじを聞いたらそう思わない方がおかしいだろう。そして、きっと読者の興味は「何故、息子は蘇ってきたのか」「本当に息子なのか」「生き返った息子はどうなってしまうのだろう」という点に集中しそうなものだが、実はそこにこの小説のマズい部分がある。(以下、ネタバレ)
実は途中まで読めば薄々わかってしまうのだが、この作者は「何故、息子は蘇ってきたのか」「本当に息子なのか」という点にまったく答えを用意していない。(たぶん、本当の息子なのだろうが)もちろん、息子の将来についても。ただひたすら、続々と蘇ってくる死者がまるで(実はタイムリーネタである)、ひたすら蘇ってくる死人のことを難民問題・移民問題のように書く意図は、ある意味で理解出来なくもないのだが、ソレを語りたいなら別のモチーフにすべきではなかったろうか。
小ネタ・レベルの挿話にはキラリと光る描写も有り、根本的にはきっと物語を語る才能はある作者なのだろう。ただ、この小説はテーマのために用意された舞台装置が大仰すぎるのだ。それが悲劇である。