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電子書籍
月と水の夜(23)
著者 梶原にき
五年生の春休みを祖母の田舎で過ごしていた吉晴は、夜、父・晴彦の双眼鏡を川に忘れたことに気付き、探しているうちに、誤って川に落ちてしまう。溺れる、と思った吉晴を助けてくれた...
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月と水の夜 2 (バーズコミックス)
商品説明
五年生の春休みを祖母の田舎で過ごしていた吉晴は、夜、父・晴彦の双眼鏡を川に忘れたことに気付き、探しているうちに、誤って川に落ちてしまう。溺れる、と思った吉晴を助けてくれたのは、二人の着物姿の青年・清太と魚吉だった。二人はこの河に棲む河童だという。確かに甲羅も水かきもある。吉晴が無くした双眼鏡は魚吉が持っていて、無事に返してもらう。必ず遊びに来ることを約束して帰宅した吉晴に、晴彦は、「魚吉と清太は元気だったか?」とほほえむ。実は、晴彦も子供の頃に、この二人に出会っていたのだ。それ以来、吉晴は、夏休みを彼らの棲む川で過ごしている……。
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紙の本
澄みきっていながら
2018/06/15 13:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
河童の間に揺るれる感情、お父さんの胸に潜む思いなど澄んだ中にも曖昧に漂う何かがあって目が離せませんでした。
紙の本
続きを希望
2002/07/09 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ともき - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻と違って主人公である河童たちは影役に徹し、今回は受験を控えた少年が主に登場します。1巻でも登場したけれど、今回は友人との恋の駆け引きが描かれていて、やっと「ボーイズラブ」らしくなってきた巻です。大人と子供の微妙な境目。そんな難しい成長期の中で、彼ら(河童)と出会えたことは、少年にとってプラスとなる出来事でした。私も少年と同じ年齢のときに出会ってみたかったと思わせるほどの、幻想的な世界と現実世界が混ざった、本の中の世界なんだけれど、それでも会いたいと切に思う主人公たちでした。
2巻で終わりにしないで続きを書いた欲しいのですが…出版社が変わったり、作者自身が忙しと無理かもしれませんが、やっぱり少年たちのその後が読みたいです。
ボーイズラブに近い世界だけれど、男の人も読める、本の世界に入り込める作品なので、みんなに広めたいと思っています。