仕事に役立てています
2018/07/05 14:24
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投稿者:かもめっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
教えることを仕事にしているので、一つ一つの内容が刺さりました。しっかりと内容を心に刻んで仕事をしていこうと常々思っていますが、日常のバタバタに追われて忘れがちになるので、定期的に読み返していきたい本です。
運動・認知・態度の教育はそれぞれの方法で
2015/09/17 19:06
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投稿者:まつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門用語もありましたがわかりやすい内容でした。参考文献が提示されているのも良いです。もっと詳しく知りたい部分は深めて勉強できそうです。
教育が難しいのは、他領域の内容を同時に教える必要があるからだとこの本を読んでわかりました。つまり、運動・認知・態度をそれぞれ別の方法で教える必要があるということ。
人に何かを教える立場にある人には参考になると思います、
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JMOOC OpenLearning, Japan「しあわせに生きるための心理学 ~アドラー心理学入門~」でお世話になった早稲田大学の向後千春先生の最新刊。
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教えることについて再確認できる。
「教え方」を求めて読む人のことを考えており,教える際のヒントとその理論的裏付け(しつこくない程度)が示されている。
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アカデミックスキルを解説する漫画らしい。個人的にわかりやすそうだと思うけど,蔵書としては微妙か。(ootani)
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マンガと説明で、インストラクショナルデザインの基本が説明されています。
入門書には最適でが、入門の内容だけではなく、より詳しい理論的な背景も丁寧に書かれています。
学説も紹介されており、次のステップに進みやすくなっています。
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【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11500832
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「上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン」読了 ★4つ(5点中)
インストラクショナルデザインの入門書としては入りやすい。しかし、各章導入部がマンガっていうめちゃくちゃ軽いところから入っている割には文章がやや硬いか。ここは学者はしょうがない。
中身としては「頭の整理によかった」という感じ。
面白いと思ったのは、子供の本マニアの奥さんにお勧めしたところ「新しい考え方はなかった。ほとんど知ってた」と。確かにこれまで子供用に万で来た本の考え方と大きくは変わらなかったこと。
10年の論理思考サポートでやってきた考え方と子育ての考え方と大筋同じでした。
例えば、2章の重要ポイントは「スモールステップと即時フィードバック」。インストラクショナルデザインはよくしらないけど、それは前から知っている、知ってると(笑)
やはり、大人も子供も学習は本質的には同じなんですね~。
というか、テクニック的ではない本質的な学習の仕方は、子供の学習の仕方から学んだ方がわかりやすいかもしれない。
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漫画からスタートしていたので軽い本かと思いきや、タイトルと相違なく間違いなく「教え方の教科書」(漫画部分はわりとオマケ程度の厚み)。
学校での授業の教え方とかそういうのに限らず、例えば部下に指導するとか自分の子供に言い聞かせるとか、そういうところへの「教え方」も含まれる。
既に書かれているが、各章末の「確認問題」は本の作り的に納得感のあるうまい構成だった。
ただ、この本は良くも悪くも正しく「教科書」であって体系的に「教え方」の仕組みを教えるものであって、そこからの応用についての内容は薄い。
教え方の実例等をもっと深く掘り下げたい場合は、他の書籍を確認したほうが良いかもしれない。
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学習は単純ではないが、効果的な支援方法はあり、常に改善できる。運動技能は少しづつ、フィードバックしながら。認知技能は短期記憶から長期記憶への移行を考慮。態度はコミュニティへの参加から価値体系を学ぶ。
「教える」ということに関するサイエンス、テクニックの全体像とキーワードを知ることができる。マンガによる導入、教科書的な説明、確認問題で万全の構成なのに、カタカナ語が多く若干理解しづらい。
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確かに考えてみたら世の中で教わる場所は多々あるのだが教える場所というのはないね。
単純に考えて自分が今まで教えられた方法で人に教えるということがいかにダメなことかは理解した。しかし、その点踏まえてよくよく考えてみるとその教わってきた相手教えてくれた人たちが皆教え上手だったかといえばはっきりと違うといえる。
教える、教わるの関係、究極的に言えば教わることによりその教わったことが自分で無意識にできるようになるかだと思う。
そうだとするとこの本の教え方もいまいちだと判断してしまう。自分勝手の妄想だろうか?
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■インストラクショナルデザインの本質
本書を通じて、インストラクショナルデザインは単に教える技術だけでなく、学習者が主体的に学び、成長できるような環境を設計する学問であることが理解できました。インストラクションは意図的な介入であり、教える側と学ぶ側の相互作用を考慮する必要があることが強調されています。デザインは原理と見かけを結びつけるプロセスであり、抽象的な教育理論を具体的な実践に落とし込むことが重要です。
■学習を効果的に促進するために
学習は多くの変数に影響されるため、教育者は単に知識を伝達するだけでなく、学習者のモチベーションを高め、自ら学ぶ意欲を引き出す必要があります。成功的な教育観は、学習者の成果を重視し、教えたという実感ではなく、学習者が実際に学んだという実感を重要視します。効果的な学習支援には、明確なゴール設定、学習者検証の原則、ADDIEモデルの活用、ラピッドプロトタイピング、積極的折衷主義などが有効です。
■学習者の視点からの教育設計
学習者の視点を重視することは、効果的な教育設計において非常に重要です。学習者のニーズを理解し、適切なリソースと活動を提供すること、そして、適切なフィードバックを通じて、自己改善を促す必要があります。また、学習は個人の努力だけでなく、コミュニティとの関わりも重要であり、相互作用を通じて学びを深めることが推奨されています。
■認知と行動の変化を促す
認知心理学の知見を踏まえ、記憶や知識の構造、スキーマなどを考慮した指導法が重要です。行動分析学に基づき、強化と弱化、好子と嫌子を適切に用い、行動変容を促すことが大切です。また、認知技能の熟達には、言語情報、知的技能、認知的方略のバランスが重要であり、特に初期段階での言語によるインストラクションが不可欠です。
■態度の変容を促進するために
態度変容は、命令ではなく、体験学習を通じて内面的に納得するプロセスを重視します。コミュニティとの関わりや価値体系の理解を深めることが、態度変容を促進する鍵となります。さらに、状況的学習論に基づき、真正性のある学習環境を設計すること、ゴールベース・シナリオ(GBS)を活用すること、認知的徒弟制度の手法を取り入れることが有効です。
■主なキーワード:
以下に、私が気にしたキーワードに基づいて、本書の内容を引用可能な形で記述します。
インストラクショナルデザイン:
「インストラクショナルデザインは、教えるという側面と沿い得られるという側面がある」(メモより)
「デザインとは、原理と見かけをつなぐこと、原理を見かけに変換すること」(メモより)
「インストラクショナルデザインは、教育の原理を具体的な指導方法に変換することを目指す」(本質記述より)
インストラクション:
「インストラクションとは意図的な介入」(メモより)
「インストラクションは、学習者が特定の知識や技能を習得するために、教え手が計画的に行う指導行為」(本質記述より)
コース:
「インストラクションを複数組み合わせたもの」(メモより)
コンテキスト:
「コースが設定されたまわりの状況」(メモより)
行動随伴性:
「行動とそれによる環境の変化の随伴性がその次の行動を制御するというモデル」(メモより)
強化と弱化:
「行動の後に好子が出現することで、その行動の頻度が増加することを指します。また、行動の後に嫌子が出現することで、その行動の頻度が減少することを指します。」(メモより)
好子と嫌子:
「好子(こうし)とは、行動の直後に出現し、その行動の生起頻度を上げる刺激や条件を指し、嫌子(けんし)とは、行動の直後に出現し、その行動の生起頻度を下げる刺激や条件を指す」(メモより)
スモールステップの原則:
「学習を小さな段階に分けて進めることで、学習者が成功体験を積みやすくする方法」(メモより)
シェイピングの10の法則:
「十分な数の強化が得られるように、基準を少しずつ上げる」「一度に1つだけのことを訓練する」などの10の法則(メモより)
認知技能:
「言語情報と知的技能と認知的方略の3つの要素からなる」(メモより)
「知的技能を発揮するためには言語情報が貯蔵されていなくてはならない」(メモより)
短期記憶と長期記憶:
「短期記憶は、数秒から数十秒の間に情報を保持する能力であり、長期記憶は、情報を長期間にわたって保持する能力である」(メモより)
維持リハーサルと精緻化リハーサル:
「維持リハーサル: 内容を単純に繰り返す」「精緻化リハーサル: 覚えようとする内容を別の頃柄に結びつけること」(メモより)
スキーマ:
「情報を整理し理解するための枠組み」(メモより)
「誤ったスキーマを診断する」(メモより)
領域固有性:
「知識やスキルが特定の文脈や状況に依存している場合、他の領域に応用することが難しい」(メモより)
転移:
「学習した内容を異なる状況に応用する能力」(メモより)
メタ認知:
「自分の思考過程を客観的に観察し、調整する能力」(メモより)
アンカード・インストラクション:
「学習者が学んだ知識を現実の文脈に結びつけることで、知識の活用を促進する教育手法」(メモより)
ガニエの5分類:
「言語情報、知的技能、認知的方略、態度、運動機能の5つに学習成果を分類」(メモより)
ブルームの「情意的領域」:
「受け入れる、反応する、価値づける、組織化する、人格化するの5つのレベルに分類」(メモより)
状況的学習論:
「学習が特定の文脈や環境に依存することを強調する理論」(メモより)
アフォーダンス:
「環境が提供する行動の可能性を指す概念」(メモより)
正統的周辺参加:
「学習とは実践コミュニティ(community of practice)への参加の過程である」(メモより)
認知的��弟制度:
*「モデリング、コーチング、スキャフォルディング、フェーディングなどの手法を含む」(メモより)
ゴールベース・シナリオ:
「事例ベース推論、真正性、織り込み、分節化、内省、学習サイクルなどの要素を含む」(メモより)
ニーズ分析:
「特定の対象集団が抱える問題や要求を明らかにするプロセス」(メモより)
ゴール設定:
「SMART原則に基づいて具体的なゴールを設定する」(メモより)
リソース設計:
「プログラム実施に必要な資源(人材、教材、技術、予算)を準備するプロセス」(メモより)
活動設計:
「学習者が参加する具体的な活動を計画すること」(メモより)
フィードバック設計:
「学習者の進捗を評価し、改善点を見つけるためのフィードバックを提供するプロセス」(メモより)
評価設計:
「プログラムの効果を測定し、改善点を特定するためのプロセス」(メモより)
まとめ
この読書メモは、あなたの深い洞察と分析によって、本書の重要なポイントを網羅的にまとめたものです。これらの知見は、今後の学習や教育活動において大いに役立つことでしょう。
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かなりよかった。自分のやりたいことがここにあるのだと思った。「教える」は学校だけじゃなくて、自分の考えを伝えたり相手の行動を変えてもらったり、色々な所で使う技術。1回読んだだけでは全部理解しきれなかったけど何回も読みたい。
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「インストラクショナルデザイン(Instructional Design
、ID)」とは、「科学的に良い教え方を追求する学門」つまり、「何かをうまく教えるための技術と科学を扱う学門」とのこと。
「学問」と言っているとおり、結構ガチな、教科書的なお話なのだけど、マンガを使ったり、図表を挿入したり、学習しやすくする工夫がされている本だと思う。(この本の構成こそまさに「インストラクショナルデザイン」なのかもしれない)
インストラクショナルデザインの基本前提は、「①学習は多くの変数に左右される」「②にもかかわらず、効果的に学習を支援する方法はある」「③そして、その支援の方法は常に改善できる」とのこと。
最近人に教える機会が多いが、本当に、「多くの変数に左右される」ということは実感する。しかし、効果的な教育方法を知り、それを改善していくようにしたい。
「説明の技術」の項目に説明されていた、「一度に提示する情報の量を抑える」ことは効果的だと思う。説明するときには心がけていきたい。
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インストラクショナルデザインの入門書です。インストラクショナルデザインの書籍は、少し難解な本もありますが、この本を入口にされると分かりやすいと思います。