- 販売開始日: 2015/08/27
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900798-9
鬼の王を呼べ 鬼の王と契れ2
著者 高尾理一
「最強の鬼を持ちながら、意のままにできぬとは無能だ」一族最年少の鬼使い・鴇守(ときもり)に冷たく言い放つ美貌の男・右恭(うきょう)。陰陽道を駆使し、鬼使いを陰で支える修復...
鬼の王を呼べ 鬼の王と契れ2
商品説明
「最強の鬼を持ちながら、意のままにできぬとは無能だ」一族最年少の鬼使い・鴇守(ときもり)に冷たく言い放つ美貌の男・右恭(うきょう)。陰陽道を駆使し、鬼使いを陰で支える修復師だ。言葉はキツいけど、この人なら俺を導いてくれる――右恭の下で修業を始める鴇守だが、「俺以外の鬼や人間と浮気するな!!」嫉妬深い恋人の鬼・夜刀(やと)が、右恭に敵意を剥き出しに! そんな折、鬼が次々と一族を狙う事件が発生し!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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夜刀がけなげで可愛すぎ
2015/09/08 23:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな作品の続編が出て嬉しいです!
今回は確かに山場があまりなくてインターバルといった趣きでしたが、新キャラも出てシリーズ化もするような展開なのでこれはこれでアリと思います。
Hシーンも前作より充実してるし二人の甘々なやりとりが読めて満足です。
この作品の一番の魅力は攻めの鬼が一途で健気で真っ直ぐでとにかく可愛いところ。そしてバカじゃない(重要)
さらに主人公が私たち読者以上にそんな攻めの可愛いさにキュンキュンし愛おしいと思って行動してくれるところ。いい加減気づいてやれよ!というイライラがない。こんな攻めと受けキャラを求めていた!かも。と思うように新鮮です。
主人公はただいるだけで鬼にやたら好かれるだけで、他に特技がなく才能もない「これまで知る中で最弱です」と新キャラに言い放たれるほど弱い鬼使いです。それを自覚して野望に燃えず正義感にも燃えず目標もなく生きてきて、でもこのままではいけないと真っ当に悩み試行錯誤し失敗し、と、ちゃんと自分や鬼や鬼使いの組織と向き合おうと努力します。これぞ現代のサトラー?のヒロイックファンタジーかと思わせるものがあり新鮮です。
大好きな作品なので次回も待ち遠しいです。