イラストが変わりました。
2009/02/28 02:17
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史と恋と冒険のタイムスリップBL、めっちゃ待ってた12巻です。
前も今も好きなイラストレーターなので嫌とは思いませんでしたが、バンビのようにきゅるんっと愛らしかったカイトが、表紙を見た途端「立派な鹿になっとる!」と思ったら限定小冊子で鹿トークが。こちらの小冊子は表紙のナイジェルがごっつ悩ましげです。
そして本体の人物紹介ページ。華やかビューティフルな王子様だったジェフリーが、エロゴージャスな魔王様に見えました。ナイジェルは一気に色っぽくなって、ビセンテは堅さに磨きがかかり、キットは美しいけれど意外にアクがない。総じて衣装以外は前より現代的な感じに見えます。このジャンルにおけるイラストの影響力を再認識しました。
病気になっても恋ゆえに現代に帰還することを望まず、追いすがるビセンテに自分を差し出しても命がけでジェフリーを守ろうとするカイト。それほど愛せる相手に出会える幸運は、一生ないほうが多いからこそ憧れます。が、以前のイラストでイメージしていた時は、カイトたちを応援する気持ちが強くて、一緒にハラハラしながら君に幸あれとか思ってましたが、今は立派な鹿ならきっと大丈夫、君よ永遠なれという気がしています。
現代社会の様々な問題の原点をこの時代に見るという考え方も理解できるし、16世紀の人々がなぜあれほど宗教一色だったのかも、そう言われればとかなり納得できました。
その上で、古今東西変わることない人の思いを、その人物の立場や状況・性格に添って描き出すことで、読み手を引き込み共感させてくれる、すごい想像力だと思います。まさにペンという名の羽根があるという感じでした。すでに次巻を楽しみに、待ちの姿勢に入っています。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジェフリーたちはカイトを連れてスペインを脱出できるのか、追いかけるビセンテ。
カイトの病気を知り、愛するが故の決断をするビセンテだった。
辛い展開になって来た。
スペイン脱出作戦!
2018/05/04 20:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
それまでのカイトの苦悩もあるけれど、なんといってもビセンテの決意が痛々しいラストのカイトとの別離…。
BL的にはジェフリーとカイトのCPなんだろうけど、ビセンテも良い味だしてて、勿体ないキャラだなぁと思い餡巣。
投稿元:
レビューを見る
気づいたらでてたよ最新刊!
ということでスペイン編もクライマックス。
話が若干すっとび気味で少し残念。ビセンテとか。
あとだいぶ恋愛要素が前面に押し出されてきましたね。
次巻からの展開にも期待。
投稿元:
レビューを見る
イラストかいてる人が変わったー。
因みにこの話し結構すきー。
おもいっきりBLだけど、過剰なエロとかないし。
どっちかと言うとストーリー重視で、結構面白いんだ。
なんかそろそろクライマックスな気がするんだけどどうだろうね。
投稿元:
レビューを見る
海斗、ジェフリー達と共に、懐かしの「グローリア号」へ。ビセンテに追いつかれ絶体絶命の海斗を救ったのは、ビセントの海斗への哀しい愛だった。一方現代の和哉もケルト神話の妖精の輪に気づいて、、
投稿元:
レビューを見る
読み進めるのが辛かった。ビセンテの出した結論、海斗をへの愛が深ければ最終的にこの選択にたどり着くのではと思っていたのですが、ビセンテの心情を思うと辛いです。どんな時でもジェフリーへの愛が揺らがない海斗には力強さを感じました。海斗の身体や和哉のことなど、この先の展開が気になります。そしてビセンテのその後も非常に気懸かり。。。
投稿元:
レビューを見る
ビセンテ! 最近大人買いしました。カイトのもてっぷりに納得できず、ジェフリーの格好良さも良くわからないまま、なんとか読んでられたのは、ナイジェルとビセンテという黒髪美青年がいるから。でも二人ともカイトラブ、なんだよなー。むー。
この巻のビセンテに乙女心が鷲掴まれた! 報われないいい男は美味(ビセンテ・ナイジェル・キット)
投稿元:
レビューを見る
第12巻
イラストが雪舟さんから彩さんへと交代
本編のイラストがこんなにたくさんなのは、久々かも
偽の手紙で誘き出され、海斗と離されたビセンテ
気づいて大慌て
一方、海斗はジェフリーの元へ
ビセンテもラウルの裏切りに気づき、海斗を追いかけることに
そんな中、海斗は自分の身体の変調に怯えはじめるのです
とうとうビセンテが海斗たちを追い詰めることに
ここからは、そりゃ、号泣ものです
海斗の病が決定的に!
そして、海斗の献身、ビセンテの愛し方…
グローリア号に戻った一行は、一路プリマスへ
次巻へ続く…
投稿元:
レビューを見る
泣いたー…泣きました…
これはヤバい…
12巻からイラストが変更に
美麗です
でも、雪舟さんのジェフリーがワイルドで、カイトがやんちゃっぽくて可愛くて好きだったんだけどなー
投稿元:
レビューを見る
ラウルの計画通りに嘘の指令で城を後にしたビセンテが居ない間に城には火が放たれ海斗は場外に出ることに。
ラウルの裏をかいてラウルから海斗を奪還するジェフリー。
そして引き返してきたビセンテをラウルは更に陥れようとするが…。
海斗が結核であることを知ったビセンテが最後の口づけと共に海斗を解放する場面では泣きました。
自分に気持ちが無いと知っても愛することがやめられないビセンテが不憫でした。
海斗は魔性の男(笑)
ビセンテ、いい人なのにね。
今回からイラストが彩先生に変更に。
途中で代わるってね…。どうなの?
投稿元:
レビューを見る
今回から大ファンだった彩さんに挿絵変更です。
そしてその麗しい挿絵で、ビセンテ様の独壇場。
この度の巻は、いくら格好良いジェフリーといえど、完全にビセンテに
持ってかれちゃってます。そんくらい、格好良い。
そしてせつない……ひたすらせつない。
ビセンテの気持ちが痛いほど伝わってきて、読んでる方も身を切られそう。
そしてカイトの結核と、なんだかもう怒濤の展開に目が回りそうです。
次回から待望のイングランド組ですが、ビセンテ様が遠のくのが寂しい。
投稿元:
レビューを見る
今回の大きな変化の一つとして大きいのが、担当されているイラストレーターさんが変わったこと。実は、このシリーズを手に取るきっかけとなったのが、こちらのイラストレーターさんに惹かれたことでした。
イラストのタッチ、絵柄がストライク。いろんなキャラの表情が挿絵に描かれていて、新鮮でした。特にキット。
~11巻までのイラストも繊細で嫌いではなかったのですが、挿絵が変わるだけでキャラへの印象が自分の中でがらりと変わったことに驚きました。
1巻のレビューでも書きましたがカイトがどうも苦手なようで、思考の描写が入る度に、甘えっぷりとズルさがどうにも……それに加え、ジェフェリーも苦手になってしまい、メインカップルが苦手という矛盾を抱えて(ナイジェルとビセンテが好きなので)読み続けてきました。
それが、あら不思議。少し薄らぎました。カイトのビジュアルから(個人的な印象ですが)生意気さが減ったように感じたからかな、と。とは思いつつも、ラストの方でやっぱり他人の好意につけ込む思考を読んでるとダメでした。周りがべた褒めするほど、カイトの良さが本当に理解できなくてつらい。いい男がなんで揃いも揃って……とりあえずちゃんと経緯を説明してビセンテの優しさを他の登場人物が知る日が来ると少し見直せますので、続刊に期待。このままではあまりにも不憫。
と、マイナス面はさて置き。
今回のビセンテの決断はぐっときました。
あれだけ(~12巻まで)求めて追って、自身の想いに気づいて。これからを願っていたはずなのに。こういう身の引き方させてしまうのか……と。奪い合って敗北して諦めざる終えない状況よりも、残酷といえば残酷だが、本人の意思で送り出した展開の方がビセンテは納得できるのかな、とビセンテの心情を考えてしまいます。
ビセンテの今後はどうなってしまうのか。彼の周りにもアロンソやレオという素敵な人がいるから時間はかかっても立ち直ると信じていますが、カイトをイングランドへ連れ帰られた処罰が心配。
13巻からはどのような展開が待っているのか。
ナイジェルの決意、キットの恋も見守りつつ次巻へ移ります。
投稿元:
レビューを見る
この巻からイラストが変わったのね~。豊富で嬉しいわ。ついに海斗がジェフリーのもとに!仕方がない事とはいえ突然消えるようにビセンテから離れる別れ方は、読んでるこちらも『何だかな~』だったけれど、これなら納得の決着。辛いけど最上の成り行きだわ。でもでもビセンテ、この後どうなる?そして海斗の体調も?
投稿元:
レビューを見る
最初に断っておきますと、この巻のジェフリーはとても素敵です。 しかしそれ以上に、スペインびいき、ビセンテ大好きな私としては、スペイン男の涙と愛を見せつけるビセンテに、同じように泣き、そうして愛おしい気持ちに一杯になりました。ビセンテがアロンソにいった、「(海斗を)愛しているのです」のセリフが胸を打ちます。もうこの巻は、ビセンテの愛を堪能し、涙する巻です。海斗の容態と、和哉の再登場をにおわせる描写も楽しみですが、ビセンテの前ではすべてかすんでしまいます。