読割 50
電子書籍
雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─
著者 ケインズ , Team バンミカス
第一次世界大戦で疲弊しきったイギリス経済は、失業率25%という大不況にあえいでいた。しかしこの国家の危機にも、経済学の主流である「古典派経済学派」は古い価値観にとらわれ、...
雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─
雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破)
商品説明
第一次世界大戦で疲弊しきったイギリス経済は、失業率25%という大不況にあえいでいた。しかしこの国家の危機にも、経済学の主流である「古典派経済学派」は古い価値観にとらわれ、「いずれ時が解決してくれる」という姿勢から離れない。経済学者として、また財務官僚として一級の感覚を持っていたケインズは、この状況に疑問を持ち、そしてひとつの結論に達する。「不況が経済理論どおりに解決しないのは、イレギュラーな事態だからではない。 経済学そのものが、発展した社会から取り残されているからだ!」ケインズは全精力を傾け、現代の社会に対応した経済理論を開発する。それこそが、いまや経済学の教科書となった『雇用・利子および貨幣の一般理論』なのである。経済学を「近代」から「現代」へ一気に進化させた革命的な一書、その理論は「不況の経済学」とも言われ不況の時こそ彼の経済学は輝きだす。
目次
- プロローグ
- 古典派経済学の問題点I──失業の定義
- 古典派経済学の問題点II──供給重視から需要重視へ
- 古典派経済学の問題点III──実質賃金と名目賃金
- 有効需要──雇用と物価について
- 限界消費性向・乗数理論──収入、貯蓄、投資について
- 流動性選好理論──利子率、お金、期待について
- 政府の役割──金融緩和と公共事業について
- モラル・サイエンス
- エピローグ
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紙の本
純粋にマンガとして面白い
2015/09/01 10:53
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒酢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原書を読んでいないので原書の内容を正しく伝えているか否かについてはわかりませんが、ケインズの経済学の考え方については、素人にもわかり易く表現されております。
また、単に経済学的な説明に終始するのではなく、ケインズが主人公として登場し、当時の時代背景(デフレ経済)について説明があり、ケインズがどのような人生を送ったのかについてもドラマチックに描いてありますので、純粋にマンガとして面白いです。ケインズの奥さんが、進行役として効果的な役割を果たしており、あっという間に読み終わります。
マンガの絵については、最初はちょっとどうかなと思いましたが、読み進めているうちに特に気にならなくなりました。
現在の日本の経済について、あれこれ言われており、素人には何が正しいのかわかりませんが、基本的な知識を身に着けつけるための導入としては良いのではないでしょうか。
電子書籍
漫画としても
2018/08/31 11:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画でケインズの経済学を開設した書籍ですが、普通に漫画として面白いと思いました。深くケインズの経済学を知ろうとするには微妙な書籍かもしれませんが、経済学に興味を持ってもらうという意味においてはかなり有用だと思います。
子供でも分かりやすい漫画という形式なので、教育にも良いと思いました。
電子書籍
とてもわかりやすい!
2017/08/31 06:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キャメル - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前は聞いたことがあるし、読んでみたいけど難しそうだし、ムリかなぁ・・・と思っていた本がマンガで読めるとは驚きました。
作中では、本物よろしく難しい経済理論を講釈するケインズと、「もっとわかりやすく!」とつっこみ、読者の気持ちを代弁してくれる妻リディアの掛け合いも面白く、肩ひじを張らずにすいすいと読めます。
いつか、原本も読んでみたいと思わせる本でした。
紙の本
意外に内容は濃い
2019/04/23 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケインズ関連の本がデフレ解決のために注目されているので、買いました。
とぢらかといえば、雇用・利子および貨幣の一般理論の紹介よりか、ケインズの生涯も触れており、その時代の経済学の限界から端緒となったことも紹介されている点は興味深い。
デフレ不況の克服はなかかな難しいことは、ケインズ本人も認めており、
ケインズの理論で不況が克服されたことは描かれていない。
80年前に書かれた内容とはいえ、現代でも十分に通じる経済本であります。
紙の本
マンガで分かりやすく
2015/10/25 20:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済学者であり財務官僚であったケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」の漫画でした。原作と違い物語風になっているのでかなり分かりやすかったです。
電子書籍
ケインズ経済理論を簡単に!
2019/03/24 00:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とうふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもわかりやすく簡単に読めました。漫画で読破の醍醐味!
電子書籍
ケインズの理論がちょっとわかった
2019/01/02 12:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クニくんクニちゃんクニさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済的な話は全く分からない私ですが、今回読んでみることによって、ケインズの理論がちょっとわかった気がします。
電子書籍
楽しく勉強!
2018/08/29 22:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のすこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
苦手意識のある分野でしたが、漫画になっていたので挑戦してみました。
とても楽しく読むことができ、もっと勉強したいなと思うことができました。
紙の本
ケインズをなめていた
2016/10/14 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ごめんね、ケインズさん。今まであなたによい印象がありませんでした。どうしてかはわからないけど、頭から、ケインズに触れるのは不要と思っていました。でも、このマンガは、まさに目からうろこ。いっぱいわかりました。理解できましたよ。これで、胸をはって、ケインズを語ることができました。