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デジタル・アーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために
著者 時実象一
古来、人類はさまざまな「知」を記録し、蓄積してきました。だからこそ人類は地球生物の王者たりえたといえます。ところが、このかけがえのない知的財産がいま、次々と失われています...
デジタル・アーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために
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デジタル・アーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために (ブルーバックス)
商品説明
古来、人類はさまざまな「知」を記録し、蓄積してきました。だからこそ人類は地球生物の王者たりえたといえます。ところが、このかけがえのない知的財産がいま、次々と失われています。劣化する活字・映像、守るべき人々がいなくなり消滅する芸術や伝統技術。このままでは現代は、後世から見て「記録が空白」の時代となってしまいます。この危機に瀕した「知」を守り、未来に遺そうという取り組みが「デジタル・アーカイブ」です。(ブルーバックス・2015年2月刊)
目次
- はじめに
- 第1章 歴史を記録するアーカイブ
- 第2章 文化を記録するアーカイブ
- 第3章 活字を記録するアーカイブ
- 第4章 アーカイブの技術
- 第5章 これからのアーカイブ
- エピローグ──感性はどこまでアーカイブできるか
- 謝辞
- 参考書籍
- 掲載画像の出典一覧
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紙の本
“知の遺産”の行方
2015/11/24 09:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、フロッピーディスクを見つけましたが、既に再生できる機器が無く、廃棄。しかし、何が記録されていたのか、気にはなります。
そのようなデジタル時代の記録のあり方についての本です。東日本大震災のアーカイブから始まり、昔のウェブページ、映画などなど様々な素材のアーカイブ化について解説してあり、興味深く読みました。やはり、「機器の壁」についても言及があります(P69〜)
さらに、機器(ハード)の問題に加え、同じソフトでもバージョン違いでファイルが開けない、セキュリティがかかっていてパスワードがわからないなど、データはあるけれども、内容が確認できない等、様々な状況があります。
これからの“知の遺産”の継承について考える良書です。