神殺しの救世主
著者 著者:多崎 礼
「神の定めた運命が、それゆえに不変であるというならば、私は神を殺す。神を殺してでも運命を変える」。長年に渡る戦で荒廃した世界。そこで語り継がれる終末神話が現実となった時、...
神殺しの救世主
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商品説明
「神の定めた運命が、それゆえに不変であるというならば、私は神を殺す。神を殺してでも運命を変える」。長年に渡る戦で荒廃した世界。そこで語り継がれる終末神話が現実となった時、預言者の血族は運命を拓く!!
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面白いのは間違いない。欲をいうなら…
2019/01/13 19:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おか - この投稿者のレビュー一覧を見る
終末期を迎えた世界の話。感情を持たない女性、ノトは、義兄弟の預言に導かれ、「救世主の守護者」を集める旅に出る。
展開が早く、ラストシーンまで一気に読んでしまいました。
ノトの純粋さ、高潔さはカッコいいですし、守護者たちのキャラクターも魅力的。それだけに、もっとひとつひとつのエピソードをじっくり読みたかったなーという気持ちが残ります。
多崎先生の描かれる世界にもっと浸っていたいのに、場面が切り替わるのが早すぎる…。
これは語り部であるノトの特殊性も関係しているのかもしれませんし、スムーズ過ぎるように思えた守護者探しにもラストでちゃんとオチがつくのですが。どこまで多崎先生の計算なのかな。
もだもだ、イライラする展開が苦手な私ですら、少し物足りなさを感じてしまいました。
お話は間違いなく面白いです。多崎先生ならではの話運びもさすが。
欲を言うなら、もっと焦らして欲しかった。