紙の本
それなりに面白かったです
2016/03/01 13:32
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投稿者:壽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主役にシャーロックとワトソンをもってきたミステリーだと思いますが、その時代の雰囲気やシャーロックらしいとこも描かれていると感じました。読み進むうちに徐々に面白くなっていきました。どんな形にしろシャーロックが活躍してくれるのは、シャーロックホームズ好きの私には嬉しいことです。
紙の本
なんでこれが公式なのかなぁ……
2016/02/22 23:55
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
というのが皆の読み終わったときの感想なのでは。
面白くなくはないけど、古めの時代を設定しただけの普通のサイコサスペンス小説であり、キャラクターにホームズとワトソンを使っているだけといった印象。
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投稿者:ぽんぽこ仮面 - この投稿者のレビュー一覧を見る
公認の長編小説は初めてとか。犯罪の背景がドイルの時代ではとても描けなかったもので興味深くはあったけど、無関係の事件をつなげる辺りはやや強引かも。でもまあまあ面白かったです。
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長年のホームズファンなもので、聖典の話が散りばめられていて思わずニヤリ。恐怖の谷やオレンジの種みたいな始まり方やマイクロフトやホロウィッツ先生。レストレード警部のホームズへの思い。そしてモリアティ教授との会話。ハラハラしたぁ笑
ワクワクしながら読んだけど〜、結末で気持ちがどよん…子供が巻き込まれるのは、あまり好きではないので…殺され方もかわいそうで…
けれど、情景の描写は雰囲気は出てると思うし、ホームズとワトソンの関係も良い感じかな。
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アンソニー・ホロヴィッツによる、シャーロック・ホームズパスティーシュ第一弾。コナン・ドイル財団認定の新長編となると、パロディ扱いではないのかな。登場人物全てが怪しいし、その割に当たりがつけやすい。ホームズらしからぬ失敗もあるが、後半はそれらしくなってきた感があった。あくまで私の印象でしかないので、熱狂的シャーロッキアンの意見も聞いてみたい。
一番の驚きは、著者が『刑事フォイル』のメイン脚本家だということ。昨年から夢中なのです。
ホームズではなくオリジナルキャラクターでの小説を読んでみたいな。色々と縛りがありすぎる。
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コナン・ドイルの手以外に寄るシャーロック・ホームズ物は数多ありますが、この作品は、コナン・ドイル財団に正式に認められた“続編”。そういうこともあり、コナン・ドイルの作品と違和感の無い内容です。時間軸的には、最後の事件の前年に当たる作品のようで、ホームズの死後になって、ようやくワトソンが話を描いたという設定になっています。コナン・ドイル財団が正式に認めたと言う事もあり、過去の作品の話も出てきて、ファン垂涎です。次の作品の有るようですので、早く読んてみたいですね。
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コナン・ドイル財団初公認と謳うだけのことはある。
シャーロック・ホームズ作品ではアメリカでの出来事に起因するいくつかの物語を読んで、文学作品としての面白さに感心したのだが、本作も劣らず「読ませる」作品だ。
翻訳も良いと思う。
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読んでて違和感なし。パスティージュとして素晴らしかったです。ホームズ好きなら手にとって損はないかと。
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ホームズの聖典かのような読み心地!時代が違う分現代的になってはいるけれど、とてもとても面白かったです。
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いくつも存在するホームズ譚パスティーシュとは一線を画し、世界で始めて公式認定されたという六十一番目のホームズ作品。
あの愛すべき二人にまた会えるのだと、期待で胸をいっぱいにしながら読み始めました。
事件が起こった舞台は「最後の事件」の前年。
ワトスンがこの事件をその時なぜ記録・公表しなかったのかは、序章で『ホームズの名声を傷つける恐れがあるから』『あまりにもおぞましい、身の毛がよだつような事柄が含まれているから』と語っています。
老年期ワトスンが、今は亡き親友に想いを馳せながらこの事件を書き起こし、その後、原稿を銀行の金庫に保管して100年後に開封する指示を添えるという設定。
『未来の読者ならば私の時代よりも醜聞や堕落に対して耐性があるだろうと見込んで...』
ワトスンが当時 記録として残せなかったというだけあって、事件はこれまでのものとは毛色の違う悲しい内容でした。
いや、殺人に悲しいも悲しくないもないのだけれど、それでも今回は大人に見捨てられた子供達が話の核で、また殺されるのもその子どもだから救いがありません。
複雑に入り組んで、解きほぐせないほどにもつれ合あった事件。
一見何のつながりもないような事柄が最後1つに纏まるところは見事です。
読みごたえもさることながら、ホームズ・ワトスンの個性・魅力も存分に味わえる内容だったので、今もまだ、再会の余韻に浸っています。
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二次創作物にありがちの、原作キャラ&エピソード盛り込みすぎてる感じではありましたが悪くなかったです。
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初めてコナン・ドイル以外の手によるホームズもの、パスティーシュを読んでみたが、これはコナン・ドイル財団により、公式に"続編"と認定された初の作品であるとのこと。
確かに作中からは、ガス燈の仄かな明かりが灯り辻馬車が行き交う霧がかって薄暗いロンドンの街並みや、ベーカー街221Bの下宿の部屋の様相などのイメージがありありと伝わってきて、小学館の「名探偵ホームズ全集」を繰り返し読み耽っていた30数年前の記憶を鮮やかに甦らせてくれる。
といっても中身はいささかショッキングな場面もあり、年端もゆかぬ少年少女向きのストーリーではないかもしれないが。
いつものワトスン節は健在、ホームズの気分屋ぶりもしかと描かれ、またレストレイドは登場するしベイカー街別動隊も、さらには得意の変装術やアクションシーンまで盛り込まれ、まさにシャーロキアンも満腹になるほどのトリビュートものと言ってよく、本格ミステリーとしてシヴィアに読み込めばいろいろと突っ込みたくなるところもあるだろうが、あくまでも"ホームズもの"という、いわば著者と読者の間に暗黙の共通認識が端からある"ハーフファンタジー"のようなものとして読めば、何の文句もつけようがない傑作である。
ただ1点、途中でモリアーティ教授をああいった形で登場させる必然性が果たしてあったのかどうか、個人的にそこだけは違和感が残る。
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シャーロック協会認定のシャーロックシリーズの公式続編で読んでいてもコナンドイルらしい展開を含みつつオリジナルも加えているので楽しんで読めました。
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あああー。先入観に邪魔されて読まずにいたこの「続編」に値する本を読まなかったなんて!
著者の別作「カササギ殺人事件」を読んでこちらに流れ着いて、よかった。。。。
ホームズ好きも、楽しめると思う。
著者の本がまだ読むことができることに喜ばずにいられない。楽しめると思う。
注: ラストは衝撃な残酷に満ちている。安全でいたいのであればお勧めはできない。
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面白かったです。シャーロキアンではないので、ホームズが出てくるサスペンスとして最高に楽しめました。実に入り組んだ展開、素晴らしい読み応えです。ホームズの時代じゃなくて、今のこの時代でも十分おぞましい事件ですよ、ワトソン先生。