ケルトの封印 上
著者 ジェームズ・ロリンズ , 桑田健
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂での神父、アフリカ・マリ共和国の難民キャンプでのアメリカ人大学生、アメリカのプリンストン大学での大学教授――三つの大陸で起きた三つの殺人事件...
ケルトの封印 上
商品説明
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂での神父、アフリカ・マリ共和国の難民キャンプでのアメリカ人大学生、アメリカのプリンストン大学での大学教授――三つの大陸で起きた三つの殺人事件には、ある共通点があった。シグマフォースのグレイ・ピアースは、ヴァチカンでの事件でおじが巻き添えになった元恋人レイチェルの依頼でイタリアに飛び、渦巻模様と円環の謎を追う。一方、マリで犠牲になった大学生の父親である上院議員の要請で調査を進めるペインター・クロウは、遺伝子組み換え作物を手がけるノルウェーの企業が事件の裏に存在することを突き止めた。だが、調査を進めるグレイとペインターに、炎と氷の脅威と裏切りの罠が迫る。「ドゥームズデイ・ブックの鍵」を巡り、シグマとギルドとの争奪戦の火ぶたが切って落とされた。全世界で日本でベストセラーの歴史×宗教×科学のハイブリッド・エンターテインメント!!〈シグマフォース〉シリーズ第五弾!
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遺伝子組み換え作物に関する謎を巡って、世界各地での事件が徐々に一点に収束
2016/11/29 09:12
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭から激しい活劇でワクワク。そのまま遺伝子組み換え作物に関する謎を巡って、世界各地での事件が徐々に一点に収束し、その過程でギルド対シグマの戦いであることが明確になって来る展開は従来通り。やっと、古代の遺跡に辿り着いて、謎に行き着くかと思いきや、外的対策の罠に嵌ってなかなか謎に行き着けない展開は正に手に汗握るでした。今回、セイチャンは冒頭から登場してグレイを凌ぐ主役級の扱いである。徐々にその実態が明らかにされてくるに従って善玉に変身してくるのがちょっと不満。後半が宗教的(キリスト教的)説明がどうも長々としてるせいか、少々だれた感じでした。
それにしても、本シリーズの主役達は実に良く窮地に陥り、しかも結構大きな怪我をする。このままでいくと、2・3回でボロボロになって交代しなければならないのではと心配になって来る。