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はだかのくすりゆび(3)
著者 艶々(著)
恍惚と陶酔の果て、翠の求めた“愛”の末とは…。想いの果て、マヤと離れた翠。箍の外れと、心地良い揺れの中、いくつもの関係が崩れて行く。愛とは、家庭とは、妻、女、男、疑問と困...
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はだかのくすりゆび 3 (NICHIBUN COMICS)
商品説明
恍惚と陶酔の果て、翠の求めた“愛”の末とは…。想いの果て、マヤと離れた翠。箍の外れと、心地良い揺れの中、いくつもの関係が崩れて行く。愛とは、家庭とは、妻、女、男、疑問と困惑、悦楽と陶酔の先に翠は何を見るのか…? 禁断の物語、最終巻。
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紙の本
愛情と欲望は同じものなのか並び立つものなのか
2010/07/22 00:03
5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻のレビューで予想した結末もテーマも大ハズレだったが、それでも登場人物をポンポン増やすでもなく、限られた中でコンパクトに纏めたのは良かったと思う。完結するのは残念だが、これ以上続けても散漫になってテーマがぼやけるだけかもしれない。何より本巻1冊を丸々用いて物語を淀みなく紡ぎ、結末の好みは別にしても最終話できちんと結んだことで本作には得も言われぬ品格が漂ったと思う。
さて、本巻では翠の第2の不倫相手として既出の人物が再登場する。ここで光るのは、翠の淫らな欲望が能動的に暴走するのではないところ。娘の元(?)婚約者志人との背徳極まる関係はエスカレートする一方なのだが、同時に「あー、やっぱり不倫なんだなぁー」という限界、後ろめたさを背景にした愛情と欲望との狭間で悩む展開が持ち込まれるのが生々しくもある。想いが強過ぎて重過ぎるがために男の側が及び腰になったようにも見えるが、このことを通じて、また、第2の不倫相手との再会と情交を通じて愛情と欲望に翠なりの答えを導き出したことが本作のテーマと言えよう。
情交描写については今回もまた秀逸。冒頭から志人との爛れた日々が描かれているが、ここまで志人によってしっかり開発されていながら、第2の不倫相手によってさらに開発されて高まっていく描写が淫猥極まりない風情で描かれていく。ここで面白いのは、密戯が夫の目に触れてしまう、いわゆる寝取られ描写が終盤にあるのだが、別の男に寝取られる夫は当然として、志人との関係を本線として見れば、読み手もまた夫とは別の意味で若干寝取られたような気にもなることである。しかし、あれだけ奥手で堅物だった翠が最後には物凄く成長したようにも見え、何だかやっぱり女って怖いな、みたいな奥深さを、悲哀と艶っぽさと共にしっとり見せてくれた作品だったと思う。
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ぐわーエロ度ばいぉう
2015/11/22 08:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちんちく - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラストに向かってエロシーン倍増です。
かなりこれえろいね!!
まよわりつくえろさというか、発情しちゃいます。