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バーニング・ワイヤー(下)(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 16件
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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2015/11/13
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-790502-6
一般書

電子書籍

バーニング・ワイヤー(下)

著者 ジェフリー・ディーヴァー,池田真紀子・訳

人質はニューヨーク! リンカーン・ライム・シリーズ電力を操作して殺人を繰り返す凶悪犯を追うリンカーン・ライム。だが天才犯罪者ウォッチメイカーの影が…人気シリーズ第9弾。

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バーニング・ワイヤー(下)

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

しっかりと計算されつくした二転三転の展開に敬服

2016/05/24 16:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

しっかりと計算されつくした二転三転の展開に圧倒されました。科学捜査という一見地味な作業を生き生きと描いており、電力という何処にでもあるモノを途方もない大量殺人兵器として駆使する手腕に敬服でした。冒頭の電力トラブルから早い展開で“アークフラッシュ”による事故。それに並行する形でメキシコ舞台での因縁のテロリスト:ウォッチメイカー=リチャード・ローガンの追跡劇、更にFBI潜入捜査官フレッド・デルレイも何かの事件を追って登場してくるが、まだ伏線の段階。当面は、“アークフラッシュ”は事故でなくテロと推測したリンカーン・ライムグループによる科学捜査で、現場で何が行われたかを追求していくやり方に引き込まれてしまった。ライムグループによる捜査の結果、犯人は電力会社アルゴンクイン・コンソリデーテッドの中堅職員レイ・ゴールトと判明し、次のターゲットもほぼ推測されるが、惜しいところでレイ・ゴールドに逃げられ、次のターゲットの推測もできないという、犯人に一歩先行される展開で下巻へ。電力会社の保安部長バーニー・ウォールがレイ・ゴールトを捜索中に逆に捕えられ、追跡側の陣容を吐かされ攻守逆転。一方、10万ドルもの大金を盗んで(横領?)情報屋ウィリアム・ブレントに渡して貴重な情報を得ようとしたFBI潜入捜査官フレッド・デルレイの前にブレントは現れない。一方、伏線のまま忘れ去られていたウォッチメイカーがやっと本格登場してくるが、メキシコ警察の有能な捜査官アルトゥール・ディアス中佐を狙ったテロ現場で警察に包囲されている。何か予想外の展開・・・???・・・と思っていると、カリフォルニアでは電力テロが急展開。犯人とほぼ断定されていたレイ・ゴールトはテロ事件前に殺害され、何者かがすり替わっていたことが判明。しかも、その全体を企画した黒幕は電力会社女社長アンディ・ジェッセンであり、実行犯はその弟であるという。エエーッ、驚天動地の展開であるが、更に二転三転のどんでん返しが仕掛けられているのだから凄い。

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紙の本

勇気を与える一冊

2017/08/05 22:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

途中まで、何でこういうストーリー展開にしたのか疑問に感じつつ、意外な展開にそれも納得!フレッドも落ち着くところに落ち着き、そして最後はライムの勇気に拍手です。前に進む勇気を与えてくれるストーリーでした。

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紙の本

ライムの周辺の人々にスポットが当たるサービス作でもあるが、容赦はない。

2015/12/21 01:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

思えば、リンカーン・ライムとの付き合いも長い。
シリーズ一作目である『ボーン・コレクター』を読んだのは映画を見に行く前のことだから1999年。 映画はそれなりの出来ではあったけど、原作を先に読んでおいてよかったよ、という気持ちに。 その後、シリーズをずっと読んでいるわけですが、そのくせリンカーン・ライムのあたしの脳内イメージはデンゼル・ワシントンだという不思議(でも何故かアメリア・サックスはアンジェリーナ・ジョリーではない)。 だから何作目かでリンカーン・ライムが黒人ではない的な描写に出くわしてひっくり返ったことがある。 先入観はおそろしい(それでもやっぱりデンゼル・ワシントンのイメージで今も読んでしまう。 最近の彼ではなく、映画のときのちょっと若い感じで)。

さて、シリーズ9作目に当たる今回の敵(というか凶器?)は電気。
送電システムの急激な異常により、電力がひとつの変電所に集中。 爆発的な放電が発生した結果、アークフラッシュが路線バスを襲う。 が、これは事故ではなく、電力網をあやつる犯人によるデモンストレーションだった。 犯人はニューヨーク市への送電を予告なしに50%削減することを要求し、のまなければ更なる犠牲を出すと言ってくるが・・・。
犯人の名前が割れるのが早すぎないですか!、と思えば勿論ちゃんと意味があるわけで、流れがわかっているのにハラハラしてしまいますよ!

今回は久し振りにFBI覆面捜査官のフレッド・デルレイにスポットが当たり、彼のバックグラウンドがこんなに語られるのなんて初めてでは!、とうれしくなる(もう、シリーズもののレギュラーメンバーには長く続いている海外ドラマばりの親しみを感じる)。

そして電気の専門家としてゲスト登場のチャーリー・サマーズがすごくいいキャラで!
あと電話でしか出てこないけど、メキシコ連邦警察副長官であるロドルフォ・ルナがやたらかっこいい! 結構人は死ぬし、ウォッチメイカーの追跡はまだまだ続いているので展開が容赦なく、そういう部分で読者としては気持ちを盛り上げるしかなく。
また、犯人の手記らしきものに「電気が今の半分でも十分人間たちがやっていけるとわかれば、こんなに苦しむ人は出なくてすんだ」的記述があり・・・グサグサ刺さった。
そうですよね、あの節電意識で猛暑を乗り切っていたことを思えば、いちえふは継続運転しなくてよかったですよね・・・そうすれば3.11のときはとっくに動いてなかったですよね・・・なんかすみません。 再生エネルギーの話とか、環境テロとか絡んでくる部分もいちいち日本に置き換え可能なところが切ないわけで(本筋とは微妙に関係がないところですが)。

『CSI:科学捜査班』への悪口(?)が今回も出てきたり、エンタメ系の時事ネタ(?)が毎回織り込まれているのは楽しく、お約束です。 その反面、ウォッチメイカーの件は反則ではないかとも思ってみたり(でも、それを言ってしまってはディーヴァーは常に反則であることになる)。

エピローグでは今後のリンカーン・ライムに大きな変化が起こりそうな予兆!
シリーズの展開も変わりそう。 でもまたそれは、もう少し先の楽しみである。

さ、そのうちキャサリン・ダンスシリーズの新作も読もう!

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2017/09/23 19:12

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2016/01/08 13:55

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2016/07/04 13:20

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2015/11/13 09:48

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2016/01/23 18:49

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2018/05/05 11:53

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2017/07/01 23:38

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