不愉快な本の続編(新潮文庫)
著者 絲山秋子
フランス留学時代に女でしくじり、帰国後も生来のヨソ者として暮らしてきた乾ケンジロウ。東京でのヒモ生活から遁走し、新潟で人生初の恋に落ち結婚するも破局。富山では偶然再会した...
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商品説明
フランス留学時代に女でしくじり、帰国後も生来のヨソ者として暮らしてきた乾ケンジロウ。東京でのヒモ生活から遁走し、新潟で人生初の恋に落ち結婚するも破局。富山では偶然再会した大学の女友達に、美術館で盗んだジャコメッティの彫刻を餞別に渡し、逃げるようにして故郷の呉へ――。『異邦人』ムルソーを思わせる嘘つき男の、太陽と海をめぐる不条理な彷徨。著者の最高到達点。
著者紹介
絲山秋子
- 略歴
- 1966年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。小説家。高崎経済大学非常勤講師、同大学非常勤理事。「袋小路の男」で川端賞、「沖で待つ」で芥川賞受賞。
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これは短編集「ニート」に入っている「愛なんかいらねー」の続編
2024/02/07 21:05
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは短編集「ニート」に入っている「愛なんかいらねー」の続編である。そこに出てくるスカトロ好きの乾ケンジロウの話である。前の話はスカトロの描写がエグくて気持ち悪かったが、ここではそのような描写はない。ラストの描写が意外だった。ただ、もう一度読む気にはなれない。