紙の本
凄い絵だ…
2015/05/27 06:59
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投稿者:ゆっくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アル中になったまんしゅうさんの自画像怖い!!
表紙と絵柄が全く違うので驚いた。
内容はかなり笑える。
こんなシビアな内容を笑いに変えるって凄い♪
電子書籍
いい意味でぶっとびすぎ
2020/10/30 06:18
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投稿者:チェム - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの話も爆笑でした。
かわいらしい表紙と違って本編はアル中の作者を表すかのような絵柄なのですが、ストーリーとマッチしていて、とても面白かったです。
紙の本
お酒の力
2015/08/22 01:38
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投稿者:ぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブログでファンだったきつこさんの漫画なので、買わずに入られませんでしたが、発売当初は在庫切れが続いて何軒か書店を回りました。絵のタッチがものすごい幸薄そうで、当時を振り返るとこんな雰囲気で語りたいのかな…って思いを馳せました。お酒が飲めない私にはアル中は縁遠い世界ですが、何にしても依存症は怖いです。物悲しくて、かつ笑える本でした。
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投稿者:メロリーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アル中の怖さより、酔っぱらってやらかしたエピソードとかが
面白く、印象に残りました。
キャバクラに一人で入ってキャバ嬢と仲良く(?)なったり、
大勢の前でポロリしちゃったり。
自分や周りにアル中の人がいるとまた違う感想になるでしょうが。
巻末の写真で見ましたがまんしゅうさんは美人な方なんですね。
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自らのアル中とリハビリ体験にまつわる率直なエッセイまんがである。筆者は芸大卒でもあり作画のボキャブラリーは十分ある。ひどいペンネームなので購入ためらわれたが、メンタルが自虐的に振れたところからこのような名前を選んでしまったらしい。あまり教条的な描写ではなく、断酒時に「ちょっとだけ」飲酒に誘われてスリップしてしまうような経験も率直に描かれている。戦後ならば無頼派文学に類するような表現になるが、少し前では吾妻ひでお、内田春菊などのマンガ、現在ではブログからこのようなエッセイマンガとして表現されるのだろう。
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こ、こんな読後感の漫画ある…?
1p目をめくって1話読み終わった後は「あれ、なんかこんな漫画なの?ひえー」ってまあ引くんだけど、恐る恐るページをめくって読み進めるといつの間にかひぃひぃ言いながら爆笑している。「何だこの漫画サイコーかよ!」とまで思う。しかし1冊読み終わった後だんだんのっそりと不安な気持ちが沸いてきて「もしかして、私もアル中かもしれない…」と思いはじめたら最後、その妄想に取り憑かれて何をやっても身が入らない。過去にやらかした酒席での失敗を思い出し昨日の酒量を反省ししまいには「そうか、私はもう二度とお酒が飲めないんだ…」と悟った気持ちになり涙まで出る。この感情のhigh&lowはまさに強い酒を飲んだ日の酔っ払いそのものである。怖い。もうこんな思いは懲り懲りだ。
この作者の自画像、どっからどうみても全然可愛くないし完全にヤバい人なのに何故だか不思議と親近感が持ててしまう。何故だろうと読みながら考えてハッとしたんだけど、これ…酒飲んだ次の日の鏡に映ってる自分ですね。とんでもなく似ている。この廃人はただのあの日の私です。
しかしどんなテンションでこの漫画描きあげたのだろう。昔、エッセイ漫画家が「なぜ女性漫画家が自画像をあんなに恥ずかしいくらいに美化するのかと思っていたけれど、自分で描いて見てわかった。自画像がブスだと描いてて楽しくないし画面が地味」というような話をしていて、ハアなるほどなあと思ったものだけれど、そういう次元を遥かに超えている。この漫画は、この画風は。
同じテンションでダイエット本とか禁煙本出してほしい。読んでるだけで15キロくらい痩せそうなやつ。
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アル中に至る日々を悲惨に、だが淡々と綴ったコミックエッセイ。
弟になじられるところとか、ヒサン。
でも、どこか傍観者的な、諦観にも似た視点で描かれている。
・・・なんだろう、私以前アルコール依存症患者の担当だったんだけど、そのドライさにもうちょっと優しくすればよかったかもと思わされてしまった。
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これは賛否両論になるのは必至の本。
評価する側は、おそらく依存症でない人(あるいは依存症を認識できていない人)で、お酒の失敗ネタが微妙に面白く、あるあると共感もし、その上女性の失態なので下世話な興味も満足させてくれるからだ。
一方で眉を顰める側、すなわち自身が依存症の人、依存症から辛うじて脱出した人、家族や周りに依存症を抱えている人にとっては、依存症をネタにし、しかも扱いが軽く、おまけに彼女の再飲可能性が極めて高いことが手に取るようにわかるからだ。
中島らものように、結局は破滅を受け入れる結果になるのか、あるいは再生を果たした小田嶋隆のようになれるのか、もし才能があるのなら、是非とも再生を持続していただきたいと願うばかりだ。
追記(自身のFBより転掲)
まんしゅうきつこ(他にろくでなし子・辛酸なめ子・腹肉ツヤ子・魔神ぐり子等・・・)という下品系ペンネームで話題、かつ書名の「アル中」に惹かれてに手に取る。
ブログが話題になり、「面白いものを書かなければというプレッシャー」から始まり、「対人・漫画・文章に対する恐怖心」からアルコール依存症となった体験をコミックにしたものだった。
内容は面白くもあり悲惨でもあり、自虐とは言えネタにすべきか疑問もあるが、中途半端な自称酒(呑み)のプロとしては、マスコミに弄られた挙句のスリップ(断酒した依存症の方が再飲し再発すること)の危険性を感じないでもない。くれぐれもご自愛を。
(「自分の心配をした方が」との天の声が微かに聴こえはする)
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母がアル中の父とめでたく離婚することが決まった記念に……
この漫画が悲惨な中にも明るさが前面に出ているのは作者が内向的な女性だったからなのかな。
男だと暴力的で手がつけられない(暴れる女性もいるけど)場合はどうしようもない。うちは包丁持って「殺したる」と弟に詰め寄り、警察沙汰になったじてんでアウトでした。数年断酒してたのに一杯の酒からひと月ほどで転がり落ちるように悪化、嘘や被害妄想が酷くなった。
父とは血のつながりがないので(元々性格に問題もあったし)いくら他人から薄情だと言われても、縁を切ることに躊躇いはない。その点、この漫画はキツいこと言いながらもかまってくれる弟がいることが救いではある。一度アル中になれば一生危なっかしくはあるので、ずっと付き合う家族にとっては笑い話ではないけど。
アル中がどんなものかよく知らない人はこれを読んで己を省みたり、酒量を減らしたりするきっかけになればいい。
現在アル中の人やアル中の家族がいる人には「こんなもんじゃない」って思うくらいライトな感じなので物足りない内容かと。
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ブログが話題になってその内容も去ることながら、マン臭キツ子という強烈なペンネームに震えた。まさかその人がアル中になっていたとは。そしてその内容が凄まじい。自分自身アル中の気配を感じているが、それを認めたくないというのは皆同じらしい。自分の場合は家中の酒を飲む前に酔いつぶれてすぐ寝てしまうのでここまでの「エリート」ではないが、あすは我が身として肝に命じよう。文句なしに面白い名著。巻末の鼎談に載っていたまんしゅうさんは美人だった。
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アルコール中毒毒白エッセイマンガ。主人公の目に生気がない。何かに溺れて破滅に向かう人間の目って腐ってるんだろうなと思ってしまう。アルコールから抜け出すまでがするっとし過ぎていて、(本当は色々あったんだろうけど)清々しすぎて、(だけど爽快とまでは言わない)重たくなかったのが好印象。コメントが操状態過ぎて、ギャグを通り越している。ふう、やれやれ☆と語尾に星マークをつけたくなる。
弟ナイスキャラ。
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いろんな意味で話題の、まんしゅうきつこ先生のアル中レポート。
アル中漫画としては、吾妻ひでおの「失踪日記」という金字塔がある。失踪日記はアル中の生活全体を捉えた詳細な作品であるのに対して、当作品は、アル中の生活の片鱗を切り取ったというか、ワープ航法のように空間をねじ曲げて、あるポイントだけを繋いだかのような(じっさい、本人の意識も飛んでるし)、アル中のエキスのみを抽出したような作品である。
絵からして貧相に描かれていて切なくなるし、飲んだらなんとかなると思っても飲んでもどうにもならないし(大抵ひどくなる)、けどなぜかキャバ嬢の名刺をもらっていて、そこに行ってみたらなんと…なんていう展開もあったりして、た、多分人間関係も広がるんだよ、アル中は!(それ以上にもちろん狭くなるんだけど、そんな奴らはこっちから切ればいいんだ!)。
フェイクプレーンを見て宇宙からの電波を受ける冒頭ではじまり、さんざんひどいアル中ぶりに我が身を震えさせるのだが、最後は綺麗に終わってしまう。え、マジで克服しちゃったわけ?
さて巻末には、まんしゅうきつこに加え、小田嶋隆と中川淳一郎という元アル中軍団による世紀の対談が掲載されている。結局また飲みそうだよなあ、というオチで、盛り上がったような、怖くなったような…。
健康体の人が読んでも、なんか適当で下手くそな漫画にしか見えないかもしれないが、アル中的立場で読むと猛烈に身につまされる。やばいな…。わかってても治らんけどな…。
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アル中ワンダーランド!面白かった~。あごのとがり加減と、髪の毛の描き方が特徴的でよかったよ。
図書館で読んだけどニタニタしながら読んでた。目の前が壁で良かった。
アル中の人は自覚がないことは一つの収穫だった。
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さらっと描いてるけど現実は壮絶だったんだろうな、と想像できるのにもっと悲惨な内容を期待してた自分が嫌になった。隣の芝生は全部青く見える。
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アルコール依存症は病気です。「不認の病」とも呼ばれます。マンガは面白くていいですが、酒害は恐ろしいです。お酒との付き合い方、考えさせられます。