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天馬、翔ける 源義経 下
著者 安部龍太郎
【第11回中山義秀文学賞受賞作】壇ノ浦で平家滅亡の宿願を果たした源義経だったが、かえって政局は緊迫の度を増す。天下創建へと一気に傾く時流を掴んだ頼朝。これに対抗して新たな...
天馬、翔ける 源義経 下
天馬、翔ける源義経 下 (集英社文庫)
商品説明
【第11回中山義秀文学賞受賞作】壇ノ浦で平家滅亡の宿願を果たした源義経だったが、かえって政局は緊迫の度を増す。天下創建へと一気に傾く時流を掴んだ頼朝。これに対抗して新たな手を打つ後白河法皇。自らを法皇の落とし胤と思い、朝廷へと心を寄せる義経。源平対立を越えた第三極の首魁に義経が担がれ、ついに兄弟の決裂は抜き差しならぬ局面を迎え……。安部歴史小説の集大成、燦爛たる最終巻。
目次
- 第二十八章 兄弟決裂/第二十九章 腰越状/第三十章 大地震/第三十一章 伊予守義経/第三十二章 頼朝を討て/第三十三章 頼朝出陣/第三十四章 吉野山雪の別れ/第三十五章 静、鎌倉へ/第三十六章 由比ヶ浜/第三十七章 源氏の血脈/第三十八章 再会/第三十九章 北帰行
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紙の本
天馬、翔ける源義経 下
2021/09/15 09:41
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
壇ノ浦の戦いで源氏と平氏の争いが終わった。しかしこれからは源氏の棟梁をかけた争いが始まった。義経と頼朝の諍いに後白河法皇が拍車をかける。
「頼朝を討て」と後白河法皇から院宣が義経に下された。義経は西国を中心に兵を集め頼朝に対抗しようとする一方で、頼朝は東国を中心に兵を集め対抗する。しかし、逆に頼朝に「義経を討て」との院宣が頼朝に下される。官位を取り上げられ西国の兵も散り散りになり吉野に逃げるも、静御前が鎌倉方に囚われてしまう。静御前を取り戻すために義経は鎌倉へ・・・。
この作品では奥州藤原氏と頼朝の戦いや義経が死んだと言われた衣川の館までの戦いには触れられなかったですね。そこがちょっと不満です。作者が義経を亡くなったとするのかチンギスハーンであったとするのかを読んでみたかった。