読割 50
電子書籍
騎士と無垢な罪人
王を守る七騎士という特別な称号を代々継ぐ家に生を受けたイサール。だが、彼には七騎士として必要な魔力が顕現しなかった。己の魔力が、兄弟同然に育ち、今は行方の知れない父親の妾...
騎士と無垢な罪人
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
騎士と無垢な罪人 (角川ルビー文庫)
商品説明
王を守る七騎士という特別な称号を代々継ぐ家に生を受けたイサール。だが、彼には七騎士として必要な魔力が顕現しなかった。己の魔力が、兄弟同然に育ち、今は行方の知れない父親の妾の息子・ミカに奪われたことを知ったイサールは、彼を探し出すことに。憎むべき罪人との再会…だがミカは驚くほど純粋にイサールとの邂逅を喜び、力を還すことを望んだ。だが、都に帰ったイサールに待っていたのは王からの拒絶。苛立ったイサールは何も知らないミカを押し倒してしまい…。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
騎士と魔法と腹違いの兄弟という萌え
2015/12/12 02:35
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷうさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
萌えラインがGJ。と、あらましを読んで買いとフツーーーーに読んでたらあらやだ…泣けちゃった。山が2.5回。電車で読んでて困っちゃた。なんと、受けの健気さがあざとうなくてこりゃー彼は落ちますわ。時折ちょっと切ないですがお勧めです。
電子書籍
背負い水と魔法の力
2021/02/10 22:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
yoco さんのイラストがとても素敵です。
御伽噺風の、生きていく為に一番大事なものは何?と問う物語。
有る国の七騎士は、特別な存在で、国民の憧れの的。
でも七騎士の家に生まれたイサールには、魔法の力が発現しない。
魔法の力を取り戻す為に、父の後妻と義弟を探す旅に出る。
イサールから魔法の力を取り出して、義母は息子のミカに移し替えた。
義母は有名な巫女で、その義母の巫力を受け継ぐ義弟・ミカ。
義母の真の想いを、神官から聞いて知るイサール。
盗んだのではない。イサールを死なせたくなかった。イサールの幸せを願っていた。
兄も父も、くだらない王の為に命と引き換えに魔法を使って死んでいる、
イサールの命を惜しんだ義母が、イサールの力を封じて黙って家を去っていた。
全ての事情を知ったイサールが国に戻ると、都合よく王から見切られていた。
生きる意味を改めて自分に問い、新しい人生を別の名前で義弟と共に生きることにする。
粗筋をあらまし書くと、こんな味気ない簡単な筋書き。
イサールが事実を知るにつれ、騎士とはなに?と
自分の生きる意味や、家名の為や名誉の為に命を捨てる生き方でよいのか、葛藤する心理描写が上手い。
大好きだった義弟との触れ合いを思い出し、
貧しくても愛に満ちた生活の豊かさに気付いて行く様子の描写が素敵だった。
この話の魔法の力は寿命と引き換え。
背負い水の理を示唆していて、何かと引き換えの願いの成就しかない、世の中にタナボタは無いと辛口。
---
「人は一生で使う事が許されている分量の水を背負って生まれてくる、有限の水=と寿命を粗末にしてはいけない」という諺。
電子書籍
かわいい
2021/08/14 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
挿絵がかわいい!
最後ちょっと成長したミカの挿絵とか見たかったです笑
それにその後のナハラと両親がどんなこと思ってたかとかも見たかったかも!
電子書籍
設定や挿絵が素敵な作品です。
2016/02/29 03:00
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:texmate - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、騎士×純粋異母弟。
何故か長生きの王と7人の騎士、7騎士の能力が発現しない攻、その能力を持っている異母弟の受、とファンタジーな世界観や構成が素敵でした。
ただ、スルッと読めて、それほど感動もありませんでした。
起承転結も盛り上がりもあるのになぜか。
二人の恋愛感情や考え方に共感できず、そこに説得力が無いからだと思います。
健気受け好きなのですが、この本では攻受両方が独りよがりで、すれ違いのワクワク感も無かったです。
王様の伏線みたいなのもあるのに、特に事件も起きませんでした。
設定は色々考えられていて良かったのですが、扱いきれてない感じがしました。
うーん、いまいちで残念です。
あ、挿絵や表紙は最高でした。