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執着チョコレート
高校生の頃の事故が原因で記憶喪失となった在澤啓杜は、ショコラティエとして小さな店を営んでいた。そんなある日、店に長身で目を惹く容姿の高宮雅悠という男が現れる。啓杜を見て呆...
執着チョコレート
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執着チョコレート (リンクスロマンス)
商品説明
高校生の頃の事故が原因で記憶喪失となった在澤啓杜は、ショコラティエとして小さな店を営んでいた。そんなある日、店に長身で目を惹く容姿の高宮雅悠という男が現れる。啓杜を見て呆然とする高宮を不思議に思うものの、自分たちがかつて恋人同士だったと聞かされて驚きを隠せない啓杜。「もう一度こうやって抱きしめたかった」と、どこか縋るような目で見てくる高宮を拒めない啓杜は、高宮の激しくも甘い束縛を心地よく思いはじめるが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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チョコレート食べたくなります。
2018/06/13 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ことの - この投稿者のレビュー一覧を見る
作中のチョコレート食べたくなりました。
甘くて苦いチョコレート
フルーツ入りも食べてみたい。
好き嫌いが分かれるのかもしれませんが
私は好きです。
たぶん途中がしんどい!!って言うのが苦手な方もいるかもですが
最後落ちるところに落ちるのが大好きなので
無問題!!
私は楽しませていただきました。
後日のラブラブも最高でした!
紙の本
あらすじ見て購入。
2016/05/08 14:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶喪失再会もの、ということで購入。
表紙の印象よりかなりヘビーでハードな内容でした。とはいえ面白くないわけではなく、少年時代の一途な恋心をこじらせた大人の執着愛を楽しめました。
電子書籍
いろいろ未消化
2018/05/12 11:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷしこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛傷コレクションが、とても、とても良かったので、他のも読んでみたくなり、こちらを選んでみました。
ですが… これはダメでした。
いろんなことが中途半端というか、回収できていない事柄がちらほらあって、スッキリしない読後感。
執着とありますが、その執着さもなんというかちぐはぐで… 私には、この攻めの高宮が、ただのサイコパスにしか見えませんでした。
以下ネタバレ含みます。
受けは高校生のとき、事故でほぼ記憶をなくしていて、幼馴染みの攻めと十数年ぶりに再会。
攻めはとても優しく接してくれ、思い出さなくていいよと言ってるくせに、受けが攻めを想い、過去を知ろうと行動に出るや、強姦。
結局思い出すきっかけがそれなので、過去の悲しい根源の記憶の蓋を、お前があけてどーする…
二人が高校生時期に、秘密に好き合ってるのを、教師に咎められ脅され、初めてなのに受けが強姦された、っていうツラい記憶をですよ?
同じことしてんじゃん!
その教師にされる流れがほんとに苦痛。写メまで撮られて。
受けが攻めを守るためにどんどん偽っていく姿が悲しくて。
思春期という、幼い考えや葛藤、周りに助けを求めることもできず、自分の弱さゆえ、素直に攻めに好きだと本音を返してあげることもできず。
攻めはおぼっちゃんだし、未来のこともあるから、のめり込んで別れがつらくなるならばと、せめて高校生の間だけでも、淡い関係を続けたかったのです。
でも教師にされたことが攻めにばれてしまうのですが、これが謎。攻めの携帯にあの画像が、ってことだけど、どうやって入手したのかとか。
ただ、このときの言い争って起こった事故のシーンの、(ああ…高宮が、泣いちゃう)って心の声が、もう切なくて切なくて。最後まで相手を想ってることに涙。
結局これで記憶を失うわけだけど、その後教師は高宮の告発で淫行が発覚し退職に追いやられ~のくだりが、あくまで噂でとくくられてて、曖昧。本当だとして、受けが被害者らしい、ってひそひそされるし高宮アホなのっ。
大事に大事にしてきた、って言っときながら、昔も今もやってることおかしい。
とはいえ、高宮は高宮で傷ついたし、受けへの愛を感じるし、いい人なのは分かるんだけど、なんだかなぁ。
償いたい、ってよく言ってるけど、高宮は一体受けの真相をどのようにどこまで知ったかとかも書かれてない。
嫌味な母親のこととかのあたりも。
へんな度合いで執着さがあるし、キャラの軸がぶれてる感じがします。
二人が無事くっついた後も、ちょいちょい昔を掘り出して、愛を確かめたいとか言って、罪悪感が残る受けに我が儘を強いてるし。
えっちの写真とか、だから教師とやってること一緒だってば。思い出させるなよ、これからを大切に優しく育めよ!
とまぁ、納得いかない点が多々あるのですが、やはりエロ描写は…いいんだよなぁ。
(教師とのシーンは気持ち悪いだけですが)
でもストーリーが伴ってないとだめだ、と残念な気持ちになったお話でした。
紙の本
酸味の強い甘味がビターなチョコレートに包まれているような作品
2022/11/19 07:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
高校生のきらきらしさと青い春の切ない恋と周囲(大人たち)の悪意
その後の大人になってからの「病み」が絶妙に絡み合った作品
高校生の時に事故で記憶を失った啓杜
その後12年ショコラティエになって店を出した彼の前に
現れた小説家の高宮は恋人だったと言って。
二人の間に横たわる喪失された記憶と
12年間のそれぞれ。
元々の性質もあったのでしょうが、
高宮の執着はこの12年間で醸成されてしまったのでしょう。
まさにヤンデレです。
そんな病みすらも最終的に受けとめてしまう啓杜は
優しく男前です。
多分、高校生の時のことも彼のそういうところからの行為だったのでしょう。
(もちろん、彼のせいではなく、大人がいけないのです
あまりのゲス加減にもっと成敗して良しです)
しかも高校生で、一途で視野が狭くなっているし。
高宮のこともあって切羽詰まった考えになるのも仕方なし。
再会してなだれ込むように監禁されてもそれを受け止める啓杜に軽くおののく感じ。
記憶を取り戻したせいもあるのでしょうけれど、
そんなあっさりと…大丈夫かみたいな。
高宮の病みぶりがかなり重症だったので、余計そう思ったかもしれません。
まあ、病みとデレデレが一緒に来て本当に執着って感じだったしね。
ただ、高宮が行う行為のひとつが、酷い目にあわされた行為と一緒なのは
ちょっと…酷すぎるかなとは思いましたけど
甘味もあるけれど酸味が強いフィリングが
ビターなチョコレートに包まれているような作品でした。