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坂の上の雲(四)
著者 司馬遼太郎
明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ戦費もろくに調達できぬ小国……。秋山好古陸軍少将の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続で...
坂の上の雲(四)
坂の上の雲 新装版 4 (文春文庫)
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商品説明
明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ戦費もろくに調達できぬ小国……。秋山好古陸軍少将の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また、連合艦隊の参謀・秋山真之少佐も、堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。
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紙の本
日露断交
2001/12/11 15:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日清戦争後の三国干渉をはじめとする日露間の軋轢が重なって、ついに日露戦争に突入する。
秋山真之は日本海軍の参謀として黄海海戦にて旅順艦隊を圧倒するが、全滅させるにいたらず旅順攻略戦にいたる伏線になってしまう。
日露戦争というと日本海海戦がまず頭に浮かぶのだが、実はバルチック艦隊が日本に来るまでの間いろんなことをしていたのだと思わせられる。
紙の本
司馬氏の歴史大作第4巻、日露戦争が始まります!
2016/09/03 11:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治37年2月、日露戦争がいよいよ始まりました。豊富な兵力をもつ大国に挑んだ、戦費もろくにない小国日本はいったいどうなるのでしょうか。少将秋山好古の属する第二群は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続でした。また、連合艦隊の参謀・少佐真之もかたい砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねていました。緒戦から予断夜さない状況が現出していました。
紙の本
日露戦争が、本格的になってきました
2009/02/21 22:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
日露戦争が、本格的になってきました。
陸軍は要塞戦に慣れていない日本軍が、最初から苦戦。
海軍も戦力差から、攻勢に出られない状況が続きます。
そもそも、最初から確固たる勝算がないまま突入してしまった戦争です。精神論だけで乗り切れるはずもありません。
事実を客観的にとらえて、対策を立て、戦略を練るということは、日本人の苦手とするところです。
とりあえずやってみて、局面の中で対応策を考えるという、場当たり的な対応方法では勝てません。
そんな中、いくばくかの運と、数人の優秀な将校のおかげで、戦局は徐々に日本に傾きつつあります。
現代でも同じような状況はあります。会社の中で、優秀な現場責任者の上に無能な社長がいるパターン。現場責任者は、本当に苦労するのがこのパターンです。
本当に現場は大変です。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
日露戦争
2019/01/30 10:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここからは日露戦争の話。
秋山兄弟もチラッとしか登場せず、陸海軍それぞれの状況の説明で1巻分。
英雄として扱われている乃木、伊地知はこの本では徹底的にこけ降ろされているが、実際にはどんな人物だったのだろうか。
無能2人がトップだったチームに属し、ただ死ぬ為だけに戦地に出向いた人間も少なくない。
この著書では少なくてもそう言われている。
現在の会社でも同じ事が言える。
バカな上司を持つと自分にも響く。
部下は選べても上司は選べない。
でも、そうした状況を作り出したさらに彼らの上司もまた無能だったのでは?とは思える。