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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/01/08
  • 販売終了日:2016/01/14
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社+α文庫
  • ISBN:978-4-06-281015-9

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【期間限定価格】ナポレオンが選んだ3人の女

著者 川島ルミ子 (著)

美貌、家柄、才能、女の実力は愛だけではない! 宮廷と人生の真の勝利者は誰!? 愛とプライドと富!19世紀、帝政フランス宮廷に生きた3人の女。パリ社交界のスター、ジョゼフィ...

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【期間限定価格】ナポレオンが選んだ3人の女

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ナポレオンが選んだ3人の女 フランス皇帝の大奥 (講談社+α文庫)

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美貌、家柄、才能、女の実力は愛だけではない! 宮廷と人生の真の勝利者は誰!? 愛とプライドと富!19世紀、帝政フランス宮廷に生きた3人の女。パリ社交界のスター、ジョゼフィーヌ、ポーランドの名花マリー・ヴァレフスカ、そしてオーストリア皇帝の娘であるマリー・ルイーズ。愛と名誉と幸福を求めて波乱の時代を生き抜いた三者三様の華やかな軌跡。その陰にナポレオンの正統な後継者である少年の悲劇の人生が隠されていた。

目次

  •  文庫版まえがき
  • 第一章 歴史に残る女っぷり“比類なきジョゼフィーヌ”
  •  あんたは王妃以上の人になるだろうよ
  •  ボーアルネ子爵との最初の結婚
  •  野イバラのごとき野性美を理解できなかった夫
  •  フランス革命勃発
  •  恐怖と官能の監獄生活
  •  思いがけぬ釈放
  •  パリ社交界に咲いた大輪のバラ
  •  形見の剣に誘われた運命の出会い

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紙の本

皇帝を翻弄し 皇帝に翻弄された人生

2007/10/26 09:11

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る


同じ著者により、『フランス宮廷大奥史』に先立ち刊行された本書は、『フランス皇帝の大奥』というサブタイトルがついている。しかし、実際はメインタイトル『ナポレオンが選んだ3人の女』の如く、ナポレオンに愛された代表的な女性を取り上げた内容なので、『大奥』とまで言い切ってしまうと、イメージがいささか異なる。

国家の最高権力者にまでのぼりつめたナポレオンには、多くの女性達が言い寄ったが、本書では最初の妻ジョセフィーヌ、ポーランドの妻マリー・ヴァレフスカ、二度目の妻マリー・ルイーズの三人を取り挙げている。とはいえ、悪妻ジョセフィーヌの評判と、それにも関わらず彼女を愛し続けたナポレオンの関係については、既に他の著書でも触れられており、特に目新しくはない。それよりも、こうして三人を並べて書いた事で、マリー・ヴァレフスカの存在がジョセフィーヌの離婚に、そしてマリー・ルイーズとの結婚がマリーとの疎遠に繋がるという、一方方向に並んだドミノの駒のような関係に気づかされた。三人の中で、マリー・ヴァレフスカは最も健気で献身的という描き方をされている。これに対して、マリー・ルイーズとジョセフィーヌは、「皇帝をも操った凄い女性」「子供をも見捨て自分勝手に生きた酷い女性」という印象を与えるかもしれない。しかしその二人も、結局は後継者を望む男性側の都合で地位を追われたり、庇護者である男性の思惑通りに身の振り方を決められており、決して自主的な意志を持って全人生を生きたわけではない。十九世紀帝政フランス宮廷の華やかさな衣装に身を包んでも、二十世紀には当たり前の「自分の人生を生きる」という望みまでは、決して叶うことがなかった。恋愛に、仕事に生きる現代の女性は、三人の生き方をそれぞれどう見るのだろう?

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2007/05/21 16:58

投稿元:ブクログ

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