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看取り先生の遺言 2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」
著者 奥野修司
治療こそ医師の使命だ。しかし、治らない患者はどうするのか。肺がん専門医として確固たる地位を築き上げていた岡部健医師は、病院での治療に限界を感じ、宮城県に緩和ケア医院を設立...
看取り先生の遺言 2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」
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看取り先生の遺言 2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」 (文春文庫)
商品説明
治療こそ医師の使命だ。しかし、治らない患者はどうするのか。
肺がん専門医として確固たる地位を築き上げていた岡部健医師は、病院での治療に限界を感じ、宮城県に緩和ケア医院を設立。末期がん患者の訪問介護に注力し、2000人以上を看取った。
その岡部医師自身に胃がんが見つかったのは、東日本大震災の一年前だった。
自らのがん、震災は、岡部医師の死生観を大きく変えた。医療と宗教の壁を取り払い、「臨床宗教師」の誕生に、死の直前まで取り組んだ。
この本は、丹念な取材で知られるノンフィクション作家が170時間以上かけて、岡部医師の語る死生観、抗がん剤への疑問、在宅死、「お迎え」体験の意義などをまとめた「岡部医師の遺言」である。
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2016/11/03 17:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:靴下ネコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本で読んで泣いた。この先生の看取りのまなざしが厳しくとても優しい。今年読んだマイベスト10に入ると思う。