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百年の恋から始まった悪戦苦闘の結婚生活!
2020/06/21 20:41
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投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく面白くて一気に読めた!
さえない翻訳家の真一と、キャリアウーマンの梨香子。全く異なる境遇の2人が結婚し、波乱万丈の毎日を送りながらも家族になっていく物語。
容姿端麗で頭脳明晰で女性なら誰もが羨む梨香子だが、家事は全くできないどころか、家の中はごっちゃごちゃ。そこに子どもが生まれたのだからもう家はてんやわんや。でもそんな梨香子の短所に戸惑いながら、また離婚を考えたりしながらも真一が梨香子と子どもをしっかり支えていく姿はあーこうやって人は家族になっていくんだなと温かい気持ちにさせてくれた。
梨香子と真一のような夫婦は他にもいっぱいいるだろうし、もっと多種多様な夫婦がいて、それぞれに悩みや家族の問題があるけれども、それを力をあわせて、時には周囲の人の手もかりながら乗り越え、家族になっていくのだ、人はそれを歴史の中で何年も繰り返してきたのだと思うと、ただただすごいなーと思った。
この物語はフィクションだが、今後の人生に大いに参考になりそうだ。
紙の本
切ないけですね。
2016/02/20 16:38
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投稿者:DS-S - この投稿者のレビュー一覧を見る
今から約10年前に文庫本として出た本。10年経っているが働く女性に優しい社会には程遠い。この本が今現在書かれたとしても何の違和感もないほど、社会は進んでない。読んでて切なくなりました。
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人もうらやむ美人キャリア妻と結婚し、家事育児に翻弄される売れない翻訳家。
男性目線で語られる育児記録が盛り込まれた篠田節子のコメディ。
男性には恐怖を。女性には少しの笑いを。
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冴えない男性と、スーパーエリート女性の結婚生活のどたばたなお話し。
両方にイライラさせられながらも、ラストイイ感じでとっても読みやすかったです。
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2/16 「女たちのジハード」的なものを期待しすぎた。主人公の女が自分の崩壊っぷりに似ててどきどきした。
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気持ちのすれ違いを、互いに抱えながら、結婚、出産、育児を経験を経て、絆を築いてゆくであろう夫婦のお話。奥様の方が、収入も学歴もあって、旦那様が家事などを引き受けていたのだが、なんか、お互い、いつも、胸の中にモヤモヤ・イライラがあって、読んでいて、少し辛くなった。
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いつおもしろくなるのかな?そろそろかな?まだかな?と思ってるうちに終了。
主人公の真一という男性を、あたしは本当にキライだ、と思いました。
裏表紙にあった「逆転カップルの傑作コメディ」というのはウソでした。
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こんな女性とは結婚したくない!と思う。
あとがきの中に、世の中にはこんな女性がたくさんいる!と書いてありますが、本当なのでしょうか・・・。
でも、「自分の子どもはかわいいけど、他人の子どもはそうじゃない」っていうのはわかる気がします。
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いつか忘れちゃったけど、電車で読むものがほしくて駅の売店で買う。女性が働くのって大変だなーって思う。どうしよう。[08/06/??]
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結婚って違うひとりとひとりが
ひとつになって
ひとつになれなくて
でも一緒にいて
その中で見えてくるものがあるんだと思う。
それが結婚だと思う。
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【さえないライター稼業の真一が射止めたのは、容姿端麗、頭脳明晰、3歳年上のスーパーエリート梨香子。出会って4ヶ月で結婚はしたけれど、それこそ百年の恋もさめるような悲惨な日々がはじまる。仕事はできるけど、家事はいっさいダメな妻。妙に冗帳面で生活巧者の夫。かみあわないふたりの毎日は、梨香子の妊娠で、そのキテレツぶりに拍車がかかる。逆転カップルの結婚生活を描く傑作コメディ。】
読み始めは真一を応援出来て、「頑張れ!」なんて気持ちで読んでいられたのに、梨香子と結婚して子供が出来てからはなんだか真一を応援する事が出来なくなってしまった。
女性とはこういうもの。という考えを疑いもせず他人にも押し付ける頑固さと言うか、ずうずうしさみたいなものが鼻について仕方がなくなってきちゃって・・・。
だから、
編集者の秋山さんがガツンという場面は小気味よさを感じました。
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結婚、共働き、出産をめぐるストーリー
オタクっぽいSF作品翻訳家と、キャリアウーマンの嫁。
ありそうな話であって、なおかつ登場人物のキャラクターがはっきりしているので、リアリティがある。
こういう女性は、「女たちのジハード」にも出てきたな。
コミカルな語り口で、一気に読み終えた。
爽快な書。
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作家としての幅広い創作力に, 改めて感心させられた作品でした。篠田さんの作品は取り合えず買ってしまう。
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たんたんと話が進んでいって、
たんたんと読んでいったけど、
特に大きな盛り上がりがあるわけではなく、
そのまま終わった。
とは言え、人生そんなもんだと思った。
都会の情景やそこに生きる人々が独特な表現で、
姉エリの心のうちがテレビの雑音、ブラウン管の中の世界で
表わされていて、よく分からないけど、なんだか分かった。
都会という波に飲みこまれながら
個々がそれぞれに考え、悩みを持って
毎日陽は登る。
そんな毎日が第三者の目線を用いて
きちんと描かれていた。
初めて村上春樹の作品を読んだけど、
なかなか不思議な世界だった。
読み終わった後、なんとなくタイトルが染みた。
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2008年07月22日 03:53
すべてがいまいちの男が超エリート美人と結婚できることになる。
夢のような話だったが、いざ新婚生活が始まってみると、完璧だったはずの彼女は綻び、穴だらけだった。
ヒステリーがちで、家事はからっきし、その上に子供まで生まれて…
どたばたコメディでありながら、ちょっと考えちゃったとこもあった。
この三流男が「なんで俺が家事を・・男のプライドが・・」などと愚痴りながら炊事洗濯をしているところは一種爽快で、「男の沽券(笑)有能な妻に嫉妬してるだけの下らない男だ」なんて思ったり。
でもこれがすでに差別の始まりなのかもしれない。
だってこの逆は今でも日本の家庭の一般的な姿で、女の人が家事を全部こなしているのを見て「この人は専業主婦であることについてどう思ってるんだろう」なんて誰もいわない。
「夫が自分より仕事できるから、仕方なく家事をしているんだなーははは」なんて思わない。
だからといって自分がどうしたいのかとかを明確にまとめられているわけじゃあない。
でも、なんというか、私は諦めたくないなーって思った。いろんなことを、性別とか、世間の価値観とかそういうのを原因にして逃げるのは嫌だ、と
はっきり思った。
男・女じゃなくて、夫婦でも会社でも、双方に一番快適かつ利益のある位置を、ぶつかりながらでも見つけたい。まだまだ早いけど。
ちなみに個人的に作中の育児日記はいらない。別に面白くなかったし。