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電子書籍
[改訂版] ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
著者 福田和也
【本好きのみなさんへ】本書は、ネット書店に電子書籍、新刊の量は星の数……という便利な今だからこそ復刊された、知的生産術の名著です。「もっとたくさん本を読みたいけれど時間が...
[改訂版] ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
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ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 改訂版 (PHPビジネス新書)
商品説明
【本好きのみなさんへ】本書は、ネット書店に電子書籍、新刊の量は星の数……という便利な今だからこそ復刊された、知的生産術の名著です。「もっとたくさん本を読みたいけれど時間がない」「買ったまま開いていない本が結構ある」「どんなに読んでも内容をなかなか吸収できない」「どうすれば文章が上達するのかわからない」……。読み書きにまつわる悩みは、たくさんあります。それに、読むのも書くのも、量を増やせば質が下がるし、質を上げれば量は減る。これは、インプットとアウトプットの永遠のジレンマだと言えるでしょう。そんな悩める読書家たち、そして文章を書く人たちに、この本は、教えてくれます。「量を増やすことで、質を上げる方法があるのだ」と。福田和也氏が、圧倒的な量を吸収しながら空前絶後の量を放出する、その奥義はいったいどこにあるのでしょうか。――答えは意外にも、「紙の本」と「手書き」にありました。アナログすぎる? 面倒くさい? いえいえ、本書の中にたくさん出てくる方法のなかから、気に入ったものだけ選んで真似してみてください。ありきたりな速読や文章練習では身に付かなかった、〈情報〉や〈知恵〉や〈美しい文章〉が、とうとうあなたのものになること、請け合いです。プロフェッショナルがどのようにインプットとアウトプットを磨いているのか、実際の仕事術を満載した貴重な書、ぜひご一読ください。《本書の内容》第I部◎どう読むか 第1章 本の「効率的」な読み方 第2章 「抜書き」の多様なメリット 第3章 本以外の情報の集め方 第II部◎どう書くか 第1章 情報整理から表現へ 第2章 文章上達の「近道」とは 第3章 より幅広く書くために
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紙の本
福田文学の深淵を覗く
2014/03/27 20:28
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やびー - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本近代史を歴史的供述だけに捕われる事なく、当時の世相や文化、思想まで掘り下げる表現力。
今や、日本を代表する批評家の一角を担う氏の手の内を明かす一冊。
膨大な情報を読みこなし、表現する為に必要な技術とは何か?を解り易く解説したハウツー本と思い、読み進めればこの本の価値は解らないだろう。
もちろん、私も氏の深淵なる思想や文学を理解出来ると言い切る自信も無く、向背を拝める幸せを読書を通して恩恵に授かっている。
ただ、氏の表現したい事を私流に解説するなら、「読む(インプット)、書く(アウトプット)の表現の差は認識の違いによるもの」だと、要約したい。
もちろん、大家の小林秀雄氏に至っては、文体が「幽玄」であり、読書が快楽である。福田氏も述べているが、「読者に考えさせる表現」には腑に落ちた。
歴史にも造詣が深く、文体に皇室への尊敬を感じさせる「昭和天皇」も、程なく完結を迎える。もちろん、購入する予定だ。
今、日本で皇室の事を誠実に考えている思想家と言えば、福田氏と小林よしのり氏位だろう。(皇室を表題にした作品は無いが、佐藤優氏も加えたい)
三者とも、認識の違いからか、互いを批判しあう現状だが、立場の違いを越えて欲しいと願う。