タッチ・ミー・アゲイン（１）

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期待大で買った2冊目。期待を裏切らない中身でした。卑怯だったり、必死だったり、エゲつなかったり、変態だったり、そんなトコロがイイです。

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ぎゃー!!良い！明楽でも同時収録の短編の方がすきだったけど、やっぱり長編より短編が良いですよ。「うしめし」に萌えすぎて焦りました。

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この陽炎のような線にハマってしまいました。ストーリーもこちらの意表をつくようなカップリングだったり、なのに日常の風景はどこか懐かしさすら覚えるリアリティを伴って印象に残ります。これから追いかけていきたい作家さんです。

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前の「くいもの処明楽」が好きで買っている作家。全部が好きな話というわけじゃないけど、帯の「BLの物語のちから」というコピーを裏切らないくらいには面白い。表題作の7年前の一度限りの関係をひきずりながらも終わらせないために「友人」という嘘を毎日丁寧に重ねていく同級生二人を描いた表題作とか、迷い、感情の揺れを描くのが上手い人です。決して華やかな絵柄ではないけれど、揺れている時の表情の繊細さが好き。あとは幽霊と出会う「スターズ☆スピカ☆スペクトル」とか、「物語」を読みたい人にはお勧め♪

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表紙の絵が良いですね。でも開いて扉ページのデザインは個人的には微妙…をいをい、な。

一途。みんな一途。
『タッチ・ミー・アゲイン』は7年間というのしかかる時間を想像するだけでもう…色々二人の気持ちを想像してしまいます。一度あった関係を無かったこと、には多分してないんだけど触れることなく友達の関係を7年間。でも、お互いそこに触れてはいけないような触れたいような。そんな拮抗が7年目にして変わるわけです。男どうしだからね、そのまま親友でいることもできたのかもしれないけど、離れそうになったらこれですよ。素直になるのに7年間。

あと『息をとめて、』の芥のキャラが良かったっすね。ストレートな言葉だけど、いざという時に震えるのがたまらん。あの攻め方はずるいです。

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檸檬の話が一番好き。まさか女装攻に萌えるとはｗ
ヤマシタさんは一般的にはあまり描かれない、しかし実は需要があるポイントを突くのが上手いんじゃないのかと思った。
よく茨道に突っ込む自分がことごとく好みの攻受だったので（逆に思ってたのと攻受が全く逆だったという感想の人も居たし）。

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サラッとしてるようでウェッティなかんじ。

buy 08/01/25 read 08/01/25

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読んだ直後「うっ・・・胸が・・・!」となりました。つまり大変ときめいたわけですが・・・。スピカで泣いた。
本当に大好きです。

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デザイナー×紙屋さんの話がすごく好き。下品なこと言ってるはずなのに何かさらっとしてて、不快にならない。不思議。

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人気のヤマシタトモコさんの作品を初めて手に取ってみました。評判良いのは知ってたけど、予想以上に良かった。何気ないしぐさとか、人間くさいうじうじ具合と直球具合が気持ちいい感じです。中でもスピカは泣けました！一番好きかも！

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特に表題作。
普通なら単行本2冊ぐらいなくちゃ味わえない物語がわずか40数ページにぎゅぎゅぎゅっと凝縮されていた。
BLに萌えることは多々あれど、震えるほどに感動してしまった本はそんなにない。