読割 50
電子書籍
撃てない警官(新潮文庫)
著者 安東能明
総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。柴崎令司は三十代ながら警部であり、警視庁総務部で係長を務めつつ、さらなる出世を望んでいた。だが不祥事の責任を負い、綾瀬署に左...
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撃てない警官 (新潮文庫)
商品説明
総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。柴崎令司は三十代ながら警部であり、警視庁総務部で係長を務めつつ、さらなる出世を望んでいた。だが不祥事の責任を負い、綾瀬署に左遷される。捜査経験のない彼の眼前に現れる様々な事件。泥にまみれながらも柴崎は本庁への復帰を虎視眈々と狙っていた。日本推理作家協会賞受賞作「随監」収録、あなたの胸を揺さぶる警察小説集。
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紙の本
生々しい組織としての警察を描写
2013/07/07 23:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bookworm - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁内で刑事畑でないルートで出世を目指す主人公。不祥事に絡み左遷の憂き目をみる。
主人公は時に強い正義感を見せ活躍を見せるが、一方で、出世だ・・・、処分だ・・・と組織の中での生々しい現実に葛藤する。それがまた人間くさくリアルで共感を覚えるところでもある。
副所長、地域の交番の所長、警察を退官した義理の父など脇役が非常にいい味をだしている。
物語の展開の意外性もあり、警察物として評価できる一冊である。
紙の本
一気に読めました
2013/06/24 16:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー、文章表現に嫌味がなく、登場人物の奮闘ぶりが隠蔽捜査の竜崎のようで面白かった。
短編ストーリーではあったが、十分密度も濃く楽しめた。
紙の本
なんとも言えず後味の悪い作品
2017/05/13 22:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公がエリート意識丸出しで、左遷されたのを機に少しずつはましにはなっていくのですが。
日本の警察という組織がかなり酷いことは他の作家の作品やノンフィクション物でも読んでいるので今更驚かないのですが、この作品に出てくるの警察OBも含めて全員が全員卑しい奴のばかりで堪りません。(笑)
そのことに対して著者が憤っているようでも、批判しようともしていないようでその辺りが後味の悪さの原因かなと思います。
紙の本
撃てない警官を読んで
2016/02/29 09:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トヨウジ - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察ものの小説が好きで初めて安東能明を読みました。
階級が物言う警察社会、女性キャリア署長がどのように
活躍するか期待して読み始めましたが、あまりアクティブに
活躍する場面がなく、物足りなさを感じました。
紙の本
なんだか気持ち悪さが残る
2022/02/07 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察の裏側(闇)が多い内容で、歯切れの悪さを感じた。
短編集なので読みやすいが、あっさり簡潔するので、少し尻切れトンボな感が否めないです。
警察物は基本好きなので、正義感の溢れる、もう少し明るい物を希望します。