脳内汚染
著者 岡田尊司
いまIT社会に生きるわれわれが直面している問題は、脳内環境の汚染だ!かつて医療少年院に勤務する精神科医として犯罪をおかした若者たちに向き合ってきた著者は、世界各地で頻発す...
脳内汚染
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商品説明
いまIT社会に生きるわれわれが直面している問題は、脳内環境の汚染だ!
かつて医療少年院に勤務する精神科医として犯罪をおかした若者たちに向き合ってきた著者は、世界各地で頻発する子どもたちの不可解で無残な犯罪の根底にある原因をさぐるうちに、恐るべき事実に直面する。
ゲームやインターネットが、利用の仕方によっては麻薬と同じような作用を子どもたちに及ぼしてしまうのだ。
異常な少年犯罪も、無気力な子どもたちも、いつもイライラし、喜びよりも不満ばかり感じ、些細なことで簡単に命を絶ってしまう若者たちも、強烈すぎるメディアの刺激に幼い頃からさらされ続けてきたためかもしれない。
発表当時、一大センセーションを巻き起こした警告の書。
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科学的証明を待てない!
2010/01/30 00:34
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲームやネットが青少年の脳をさまざまなかたちでむしばんでいることを告発している. 「ゲーム脳の恐怖」 ほどではないが,この本もアマゾンの書評などでは評判がよくない. 文庫版のあとがきでは著者自身もそれを意識し,この本のまえの版に言及して,「「科学的根拠が乏しい」 という言葉に安心し,危険がないと思って子どもに与え続ける人も数多くいる.」 と書いている. しかし,それにつづけて 「科学的に,百% 黒だと証明されたときには,もう手遅れになってしまうのである」 と書いている. 根拠に限界があるなかでも,できるだけ統計などをとりいれて客観的に論じようとしていることは評価してよいだろう.