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最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―(新潮文庫)
「あれが最後ね。てっきり夜中に落ちるんだろうと思った。風の音がしてたから。きょうには落ちるでしょうね。そのときに、あたしも死ぬわ」老画家が命がけで彼女に贈った希望とは。表...
最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―(新潮文庫)
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最後のひと葉 (新潮文庫 O・ヘンリー傑作選)
商品説明
「あれが最後ね。てっきり夜中に落ちるんだろうと思った。風の音がしてたから。きょうには落ちるでしょうね。そのときに、あたしも死ぬわ」老画家が命がけで彼女に贈った希望とは。表題作のほか、「感謝祭の二人の紳士」「芝居は人生だ」「金のかかる恋人」など、O・ヘンリーの名作短篇14篇を新訳。ニューヨーカーたちの魂をふるわせ、優しく暖め、温かく笑わせた選り抜きの物語たち。
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紙の本
有名な小説ですが
2022/08/31 06:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の短編集「魔が差したパン」が面白かったので続けて買いました。
「最後のひと葉」は有名な話でタイトルは知っている方も多いと思いますが、作者名や話の細部まで知っている人の数は減るのではないかと思います。
私もその1人で、絵本などで読んだ事しかなかったと思います。
改めて読んだところ、絵本では省略されていた箇所にこそこの話の真髄があったのだなと、なんとも言えない読後感でした。
救いのない話も中にはありますが、人間の善性を感じるものが多く、作者の境遇と併せて何を思いながら書いたのだろうと考えてしまいます。
紙の本
最後の一葉
2018/05/08 18:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫式部 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう何冊本を読んだかもわかりませんが、小学校から数えると66歳のいままで
大変な数だと思います。
最近は読み返すようになりました。図書館から借りることが多かったので読み流していましたが、中でも心に残った本を手元に置きたいと思うようになりました。
まずはオー・ヘンリー。この方の短編はいつでも手に取れるところに置いておきたく思います。
紙の本
中学生の息子にプレゼント
2020/02/07 17:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「最後のひと葉」は中学生の時の英語の教科書に掲載されていました。ここに収められた作品が読み返すたびに新しい姿で語りかけてくるのは、そのつど現実を生きてきた私たちの胸の内側に新しい溶媒が満たされているからなのでしょう。ただただしょっぱい思い出も、舌がひん曲がるくらい苦い経験も、この名作と向き合っている間は千両役者の声音で私たちを読書の愉楽へと誘ってくれます。