- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2016/04/28
- 販売終了日:2017/07/04
- 出版社: KADOKAWA/角川書店
- レーベル: 角川書店単行本
- ISBN:978-4-04-103818-5
読割 50
電子書籍
葵の月
著者 著者:梶 よう子
西丸書院番組頭を務める立原家の娘、志津乃は、父と継母が進めようとしている新たな縁談に気を揉んでいた。相手の高階信吾郎は、父と同じ書院番であり、武芸の秀でた美男。誰から見て...
葵の月
葵の月
商品説明
西丸書院番組頭を務める立原家の娘、志津乃は、父と継母が進めようとしている新たな縁談に気を揉んでいた。相手の高階信吾郎は、父と同じ書院番であり、武芸の秀でた美男。誰から見ても申し分のない良縁である。だが、志津乃には、決して忘れることのできない人がいた。かつての許婚の坂木蒼馬は、西丸書院番でありながら、徳川家治の継嗣、家基の死を切っ掛けに突如失踪したのだ。蒼馬を忘れられずにいる志津乃に対し、信吾郎は、蒼馬が家基の暗殺を疑われていることをほのめかすのだった──。蒼馬が失踪した真相を知るため、志津乃は彼を捜す決意をする。
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真相は闇の中
2016/06/17 17:02
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説なのだから、作者は自由な発想をもとに家基急死の真相と黒幕を大胆に描いてほしかった。
歴史ミステリーとしては申し分ない題材だけにその点不満。また描き方によっては、権力闘争史、政治闘争史にも発展出来る要素があるだけに惜しい。
中身的にはちょっとごつごつした感じがストーリー展開に見られ、僕としては、健やかに読めなかった。
作品そのものは、ミステリーというよりも志津乃と蒼馬の雨降って地かたまるというような作品に落ち着いてしまっているのが残念。