新選組 粛清の組織論
著者 菊地明
殺した敵は26人、殺した「味方」は40人! 近藤勇、土方歳三、沖田総司らが、京都で剣を振るい、最期は武士らしく散っていった――そうした新選組のストーリーは「勝者」による一...
新選組 粛清の組織論
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商品説明
殺した敵は26人、殺した「味方」は40人!
近藤勇、土方歳三、沖田総司らが、京都で剣を振るい、最期は武士らしく散っていった――そうした新選組のストーリーは「勝者」による一面的なものにすぎない。
新選組約520人の隊士のうち、40人が内部粛清や・暗殺で命を落としたとされる。そのなかには創設者の芹沢鴨や、新見錦、副長の山南敬助、参謀の伊東甲子太郎、隊長・藤堂平助といった幹部クラスも含まれる。
主導権争い、路線対立、裏切り・・・粛清された“敗者”の視点から、組織が抱える暗部をえぐり出す、全く新しい新選組論!
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もし、山南敬助や伊東甲子太郎が粛清されなかった世界があるとしたら
2022/01/03 17:10
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私にとって意外だったのは、新選組が殺した「敵」がたった26人しかいないこと、「人殺し集団」とまで彼らを言い切る人がいるのかで。それにしても、40人にのぼる人が隊で粛清されていたとは。もし、山南敬助や伊東甲子太郎のような理論派が新選組の中心であり続けていたら、この組織そのものが全く違う姿を見せていたかもしれない