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もう一枝あれかし
著者 あさのあつこ
すれ違う子供が泣き出すほどの醜男の、愚直な恋のゆくえ(「甚三郎始末記」)。騙されていると知りながら待ち続ける遊女の哀しき運命(「風を待つ」)。自ら始末をつけるべく散り急ぐ...
もう一枝あれかし
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もう一枝あれかし (文春文庫)
商品説明
すれ違う子供が泣き出すほどの醜男の、愚直な恋のゆくえ(「甚三郎始末記」)。騙されていると知りながら待ち続ける遊女の哀しき運命(「風を待つ」)。自ら始末をつけるべく散り急ぐ男に、残された妻の覚悟を描く表題作など、心に染み通る5篇。四季の彩り溢れる情景と、男女の一途な愛を細やかに綴る傑作時代小説。解説・大矢博子
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紙の本
バラエティに富む
2017/02/04 21:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
あさのあつこさんが引き出しをいっぱい開けて書いた短編集。中でも表題作が味わい深い。妻に相談ひとつ無く自らの道を行った夫。妻の目にはいつまでもその姿が焼き付いているのだろう。
紙の本
あさのあつこ 感服
2016/05/04 07:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菊男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すでに、あさのさんの作品(いわゆる時代もの)を何作か読んでいますが、
短編集でありことにより、ここの作品の人としての大事なものに対する真摯な取り組みがひとつ、ひとつ積み重なりあっていました。そして読み終えて1冊全体としての心にあたたく深い何かが広がってゆきました。