現代思想の遭難者たち
著者 いしいひさいち
シリーズ『現代思想の冒険者たち』(全31巻)の月報に連載された好評4コマに、大幅に増補して刊行、ベストセラーとなった傑作が、ついに文庫化。マルクス、ニーチェから、フーコー...
現代思想の遭難者たち
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商品説明
シリーズ『現代思想の冒険者たち』(全31巻)の月報に連載された好評4コマに、大幅に増補して刊行、ベストセラーとなった傑作が、ついに文庫化。マルクス、ニーチェから、フーコー、デリダ、エーコ、ハンナ・アレントまで、34人の思想家を笑い飛ばす! 思想のエッセンスを直観的に汲み取り、笑いに変えてしまう「いしいワールド」のエネルギーに、哲学者たちも毀誉褒貶。これは現代思想の「脱構築」か?哲学に対する冒涜か?※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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増補版、待望の文庫化!
2016/05/30 02:51
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これの最初の単行本を持っているのですが、いつの間にか増補版が出ており、今回、その増補版での文庫化、ということで・・・確かに読んだことない章がある!
その第3章はギャグのキレがよりいつものいしいひさいち節で、思想家たちのキャラを自分のものにしてしまった強みを感じました。
もともとは<現代思想の冒険者たち>というシリーズ全集の月報に載っていた4コママンガ。 20代の私は図書館から順番関係なく一冊ずつ借り出してちびちび読んでいましたが、いつしか月報の4コママンガがいちばんの楽しみになり、そのギャグを理解したいがために本文を読んでいた、ような気がする(ギリシア~近代ぐらいまでなら結構親しみもあるのですが、現代哲学はユング以降さっぱりだったもんで)。
で、これだけ一冊にしてくれればいいのに、と思っていたので最初の単行本を持っているのです。 でも・・・遅ればせながら完全版を手に入れて、満足。
思想家のことは結構頭の中でごっちゃになっているので、これで復習できそうです。
思想家を笑い飛ばす
2019/05/21 11:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本は発行からずいぶん経ち、増補版が出ました。新たに追加された内容もあり、読みごたえが増しています。決して簡単な内容ではありませんが、くすっと笑えるところが随所にあり、楽しんで読めると思います。4コマ漫画にして見せる著者はやっぱりすごい。
現代思想のエッセンスを素早くくみ取り、笑い飛ばす名著です!
2019/02/01 16:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、難しいと思われている現代思想を容易に理解できるように、そのエッセンスを抽出し、それを面白、おかしいものに変えて、読者に提供してくれる非常に画期的な書です。同書には、マルクス、ニーチェ、フーコー、デリダ、エーコ、ハンナ・アレントなど錚々たる思想家34名が収録されており、彼らのプロフィールもきっちりと記載されています。楽しく現代思想を学べる画期的な書です。
現代思想を面白く
2018/12/24 13:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝日新聞の4コマ漫画で知られるいしいひさいちが現代思想について描いた漫画。横に解説などもあるため、とてもわかりやすい。
天才、いしいひさいち
2018/09/25 11:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:osarusan - この投稿者のレビュー一覧を見る
などと改めて言うまでもないが、あらゆる素材を呑み込んで4コマ漫画に仕立ててしまうという点でいしいひさいちに並び立つ者はいない。時々著者の自画像がきたならしい姿で出てくるのも大変結構。
こういう本があって良い
2016/05/21 21:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KU - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代思想は難解である。であるならば、こういう書物があっても良いのではないか。天才・いしいひさいちが、ニーチェ、マルクス、フロイト、ユング、ハイデガー等の思想家を料理する。講談社学術文庫に漫画が入るのは異例だろうが、納得である。
電子書籍の方がいいかな
2017/06/09 16:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後のおまけ漫画でもネタとして出てきますが、文庫版になって年寄は読むのが大変です。これは電子書籍で買って読みやすい大きさにして読む方が良いのかも。
名前すら知らない小難しい本を書く人達が沢山載っている
2023/04/02 12:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yodoyabashi - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういう人のいう事を少しは知ろうかな、もしくは知っている人はどんな風に書かれているのかな、と読んでみるが、漫画にされてもとても難しかった。
自分が知っているのは、20世紀初頭までに活躍した人のあたりまで。
第二次世界大戦後の人は知らない。
知らない事を知るのには丁度良かった。
思想家の書いた/言った事が抽出されているが、思想家のお仕事は屁理屈を本にすることかな。
数式や観測で証明できる事でない限り「思った事、考えた事」は、それは正しいか、一部正しいか、間違っているか分からない。
そんな証明できない問題を議論するのは、意味あるのだろうかとも思いつつ、屁理屈や難しい言葉を並べる人はいるよね。
帯にあるのだけど、
「わからなくっても大丈夫! 現代思想を笑い飛ばす!!」
とあるのだけど、そうなのだろう。
彼らの主張も教育者としては意味はあるかな、とは思っている。
いしいひさいち は、こんな日常生活の役に立たない題材を、日常の延長の漫画にして、凄いなと感じる。
バイトくんが懐かしい。。。
2016/11/28 22:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただでさえ、いしいひさいちの作品は難解なのが多いが、この作品は最高峰と言っても過言ではない。東江戸川大学生の気分で哲学でも勉強してみるかな。
懐かしさで再読
2016/07/16 00:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「現代思想の冒険者たち」の月報に連載されていた漫画がまさか一冊になるとは思わなかった。学生時代も良くわからなかったが、今読んでもやはり面白くないと思う。なつかしさがメインかな。