紙の本
ほっこり優しい
2016/06/21 11:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chibita - この投稿者のレビュー一覧を見る
ばななさんの本はいつも読んだあと、とても元気づけられるのですが、この本も読み終わると、心がほんのり温かく優しい気持ちになりました。
船橋という町も身近な場所だったので、余計親近感がわいたのかもしれません。
一人の少女が成長していく過程の心の揺れ動く様子がばななさんらしい作品だと思います。おすすめです。
紙の本
生きるために必要なもの
2016/01/30 12:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雪空スウィング - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰にも言わないけれど、心の支えとなっている何か、ありませんか?この物語の語り手の心の支えは梨の妖精、ふなっしー。ふなっしーと聞いただけで少し脱力しませんか?そのギャップこそが、きっと真実。
取るに足らない、誰にも通じない、けれど自分にとっては心の支え、そんな存在を持つすべての人に伝えたい物語。
投稿元:
レビューを見る
いつのまにか再改名されてたんですね。お父さんが亡くなった影響かしら。。。わたしは初期の吉本ばなな作品がだいすきで、最近のスピリチュアルなよしもと作品はどうも合わなかったのでもう新作でても読まないと決めていたんですけど、まさかのふなっしー小説。ふなっしーわりと好きなんで、手に取っちゃいました。
読んだ結果として、これふなっしーな意味あったの!?ってこと笑。
くまのぬいぐるみとかそういうのでよかったよね。あざといなって思ってしまった。
好きな人は好きだと思う。けどわたしはやっぱもう肌に合わないみたいです。
投稿元:
レビューを見る
ふなっしーの在り方についての描写で、ハッとするところがたくさんありました。
わたしももうちょっと人と関わらないとなぁ。
投稿元:
レビューを見る
時代を駆け抜けていった父は多額の負債を背負ったために、夫婦は別れ、そして新しい家族を持った母とも離れ、叔母と暮らしするようになった主人公。
そんな主人公は、叔母の暮らす一室で、見えない声を聞く。自分に似ているようなその娘の想いを叶えようとする。
ほんわかした主人公ですが、作者の主人公らしく…
投稿元:
レビューを見る
本の力を充電する…素敵な言葉です。
本の色彩を感じたり夢を信じる気持ちを大切に日々過ごすことって贅沢なこと。
私も梨の妖精に担当してもらってないけれどこんなにパワーを与えるキャラなんだ、と見方変わります。
心の中に住む妖精と歩む人生を感じていられる人でありたいなぁ、そんな存在を持てることは幸せだなぁと思えるお話です。
投稿元:
レビューを見る
初めての吉本ばななさん‼(^o^)大変な家庭環境で育った花さん(T-T)しかし、大好きな本と ふなっしー に支えられ頑張る姿がステキ(^-^)一緒に住んでいる奈美おばさんや友達の幸子、夢で出会う花子さんも良い人で大好き(*^^*)ツラいことがあった分、花さんには幸せになって欲しい‼自分にも心の支えになってくれるキャラが欲しくなった(^^;)
投稿元:
レビューを見る
登場人物同士が
やたらに相手を褒め合うのはいいのだけど、
ちょっとくどい。
でも、読むと少しポジティブになれたかな。
投稿元:
レビューを見る
図書館で。泣きました。泣かされました。心にすーっと染みこんでまた元気もらえました。花ちゃん、がんばれ~~ 生きていくことが素晴らしく思えるお話しにまた出会えました。
投稿元:
レビューを見る
船橋市とふなっしーがキーポイントのいつもの可もなく不可もなくの小説だと思っていた。セレクト本屋で働く本が大好きな主人公が結婚するであろうと思っていた彼氏にふられ、打ちひしがれる。けれど船橋市に住む人達とふなっしーにそっと支えられ、また前を向いて歩きだす。主人公の心情は行間から読みとる必要もないほど全て文章で語られ、少しくどい気がする。それでもなんとなく暖かい気持ちにさせてくれ、ばなな作品にして初めて主人公と寄り添うことができた。
投稿元:
レビューを見る
みんながみんな、それぞれ心の拠り所を持っている。
家族だったり、ペットだったり、妖精だったり。
そうして、心の拠り所を持っている人は総じて強い。
花ちゃんの強さと優しさに励まされ、憧れと尊敬の対象になった。
タイトルと装丁からふなっしーが頻繁に登場するお話かと思っていたら
ここぞという場面で控えめに登場するだけだった。
いい意味で期待を裏切られ、あくまで脇役(?)だったので驚いた。
花ちゃんが幸せになりますように。
きっと大丈夫なっしー!
投稿元:
レビューを見る
直感を信じることは怖いし、中々出来ない。楽な方安心な方に流されることなく、自分を無邪気に貫く主人公はみんなに好かれる。またそれも1つのヒーロー像なのかも。ふなっしーみたいに。
投稿元:
レビューを見る
普通の幸せな人生を送っていると思うかもしれないけど、実はそうではない人がおおかったり、自分は不幸だと嘆いている人ほど、実は幸せな環境だったりするのかもって読みながら思いました。
投稿元:
レビューを見る
表紙でニンマリしたけど
よもやこんなに梨の妖精が全面に出てくるとは‼
幸子の物語も読んでみたくなった。
【図書館・初読・12月22日読了】
投稿元:
レビューを見る
心にそっと寄り添うような文章。相変わらず、弱っている心が癒されます。物語の中にも出てくる、ふなっしー的位置付けに、ばななさんの小説もある気がします。
昔は登場人物の決断の男前っぷりに、そうだそうこなくちゃ、って思いがしたものの、今となっては主人公がどんな決断をしても、それは間違いではないよな、と思える。いつでもベストな決断ができるほど、人間は強くないと思うから。
ただ、間違えに気づいたら、修正しなくちゃいけない時がいつか来るんだと思う。自分にとって大事なものを取り戻すために。