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「さらけだす力」と「聞く力」。失敗談だから、共感して読み進められる。
2023/04/28 14:43
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
「週刊文春」に連載されているエッセイをまとめたもの。
サブカルの第一人者として「マイブーム」や「ゆるキャラ」の元祖としても有名だが、この分野こそ、著者の真骨頂。
「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」との書き出しで始まる、3頁ずつのエッセイが小気味よく進んでいく。
「いやらしいこと」を考えてきた著者だが、ほぼほぼ失敗談。だから、共感するのだ。
「いやらしいこと」に成功したやつの話なんか聞きたくもない。失敗したから共感するのだ。だから、この本、抜群におもしろい。
電車の中で読んでいて、思わずにやりとしたり、声を上げて笑いそうになってしまう。花粉症で良かった。マスクに感謝。
巻末の阿川佐和子さんとのスペシャル対談は秀逸。「いやらしいこと」を話しているのに、知的で上品な感じすらする。これも二人の力量なんだろう。
著者の「さらけだす力」と、阿川さんの「聞く力」の融合。
「男と女の全体会議」に是非とも出席してみたいものだ。
そして、最後は「帰る時、ゴミ出しといてよ」
紙の本
「さらけだす力」と「聞く力」。失敗談だから、共感して読み進められる。
2022/03/15 10:07
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
「週刊文春」に連載されているエッセイをまとめたもの。
サブカルの第一人者として「マイブーム」や「ゆるキャラ」の元祖としても有名だが、この分野こそ、著者の真骨頂。
「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」との書き出しで始まる、3頁ずつのエッセイが小気味よく進んでいく。
「いやらしいこと」を考えてきた著者だが、ほぼほぼ失敗談。だから、共感するのだ。
「いやらしいこと」に成功したやつの話なんか聞きたくもない。失敗したから共感するのだ。だから、この本、抜群におもしろい。
電車の中で読んでいて、思わずにやりとしたり、声を上げて笑いそうになってしまう。マスクに感謝。
巻末の阿川佐和子さんとのスペシャル対談は秀逸。「いやらしいこと」を話しているのに、知的で上品な感じすらする。これも二人の力量なんだろう。
著者の「さらけだす力」と、阿川さんの「聞く力」の融合。
「男と女の全体会議」に是非とも出席してみたいものだ。
そして、最後は「帰る時、ゴミ出しといてよ」
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エロを全面的に押し出した造りなのにエロさを感じないのは何故だ。
フッツーに、エロが元で落とされる地獄の細分化の話とか、もはや学術寄りとして読んでしまった(いや面白かったけどさ)。
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なぜかは不明だが、こう、古傷をえぐられるような感覚と、妙ななつかしさを本書から感じ取ってしまった。自分にはみうら氏はフツーの感覚の持ち主に思える。本書の内容のように、特に変態というわけでもなく、典型的な70,80年代の野郎の一場面をつづっている。氏の特筆すべき点は、やはり数100冊のスクラップブック。これは素晴らしい。
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小中学生男子が話すようなエロ話エッセイ。(^^;
作者の体験談を交えての 4 ページ程度の短い話は、それぞれ痛々しい(^^; 感じでとても楽しめました。
阿川との対談も、阿川のノリの良さも有り好印象でした。
これで、女性側が引いちゃうと、興ざめですからね。(^^
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「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」という名言ではじまる、『週刊文春』の人気エッセイの文庫化。
男という生き物は、死んでもスケベは治らない。スケベじゃなくなった時は、人生の終わりか男を捨てた時なのかも。昭和の香りが漂うエロものの諸々が、堪らなくいとおしい。
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3 「いくつになっても、生きることに慣れないのは毎日が新しいの連続だからです。」
冒頭が上手
5「人間は激しい言葉に弱く・・・ついつい・・に目を奪われがちですが・・・」
たしかに。
「ない仕事」の作り方
みうらじゅんさん タイトルが上手
3 まえがき
すべては「マイブーム」からはじまる
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読む事に必要な労力がほぼ0、Kindle音声読み上げ機能を使うと完全に0。そういう脱力本、完全弛緩の態。
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【男ってバカねぇエロエロエッセイ80連発!】“人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた”でおなじみ、「週刊文春」人気連載が文庫化。阿川佐和子とのスペシャル対談も収録!
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人生の3分の2はエロいことを考えて来た、という文面で全編が始まるエッセイです。エロとはいっても哀愁を帯びた懐かしい気持ちになるエロで、ある意味郷愁系エロです。若い頃は常に頭の片隅にエロがこびり付いていて、片時も頭を離れる事は有りませんでした。ところが今はどうでしょう。一日の中でエロい事を考えるなんてそうそう無くなりました。これは憂うべきことでありましょう。エロは命のバロメーターなのかと思う位エロジジイが長生きするイメージがあります。このままでは長生き出来ないのでは!!と危惧を覚えました。何しろすごいのは最近等身大のダッチワイフ絵里加さんを購入し、一緒に取材の場に同伴している事です。ネタとはいえすごい!
最後の阿川佐和子との対談も面白かったです。
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「週刊文春」に連載されているエッセイをまとめたもの。
サブカルの第一人者として「マイブーム」や「ゆるキャラ」の元祖としても有名だが、この分野こそ、著者の真骨頂。
「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」との書き出しで始まる、3頁ずつのエッセイが小気味よく進んでいく。
「いやらしいこと」を考えてきた著者だが、ほぼほぼ失敗談。だから、共感するのだ。
「いやらしいこと」に成功したやつの話なんか聞きたくもない。失敗したから共感するのだ。だから、この本、抜群におもしろい。
電車の中で読んでいて、思わずにやりとしたり、声を上げて笑いそうになってしまう。花粉症で良かった。マスクに感謝。
巻末の阿川佐和子さんとのスペシャル対談は秀逸。「いやらしいこと」を話しているのに、知的で上品な感じすらする。これも二人の力量なんだろう。
著者の「さらけだす力」と、阿川さんの「聞く力」の融合。
「男と女の全体会議」に是非とも出席してみたいものだ。
そして、最後は「帰る時、ゴミ出しといてよ」
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「ブルーフィルム上映会」・・・勤め始めたころ、会社独身寮の先輩の部屋で、壁に8mmで映写。セッティングが大変で上映前には酔っ払いだらけ。ウブだったな~!
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「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」みうらじゅんさんのエロエッセイ集、もといエロッセイ集。
あ~もうホントに笑った!
みうらじゅんさん好きだわ~。
天才だわ~。
福男の話とか、ドチャックの話とか、真冬の夜の布団とか、老化の話とか好きだわ~。
他にも色々笑いどころがあるんだけど…書けません!
って感じです。
あっ!そうそう女装のみうらじゅんさんの写真、かわいかった~。
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人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
みうらじゅんのエロエッセイです。
リリーフランキーと70万円するラブドールを買いに行った話、ラブドールを同伴させての食事。
大量のエロ本を抱えての交通事故。
そんな話から日常の男ならわかる"エロ"をみうらじゅんの表現で面白く描いてます。
「誰々ちゃんとセックスしたことがある!」みたいなデリカシーのない発言を僕につい最近30代のいい大人の男が飲み屋でしてきましたがエロって最近信頼関係だと思ってきました。
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初めて氏のエッセイを読んだ。うーん、面白いのかな?テレビ等で聞く話のほうが面白く感じる。ムカエマ、カスハガといったものを選ぶ目や、言葉のセンスが面白いと思うのだが。。
こういうエロを面白くなくなってきているのは、老いるショックなのかも。