本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～第二部「神殿の巫女見習いIV」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Lily　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

神殿に赤ちゃんが捨てられていたことに驚きました。主人公曰く「仕事熱心で面白いが変わっている」ハイディは、主人公に似ていると思いました。デリアがめちゃくちゃに行動したことに怒りを覚えました。読んでいてハラハラしましたが、読み応えがありました。主人公がジルヴェスターからもらったお守りはそういうものだったのかと思いました。ジルヴェスターは、普段の様子からは全然想像ができないような凄い人物でした。「設定にする」が通用して、どうにかなるのが意外でした。ベンノは仕事が増えて大変だと思いましたが、ベンノ視点のエピソードが面白かったです。短編を読んで、ハイディの夫であり、ハイディの面倒を見ているヨゼフは苦労しているということがわかりました。ジルヴェスターと神官長と騎士団長の私的なやり取りが面白くて好きです。巻末おまけのマンガも良かったです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

身分差のある時代もので平民が主役の場合、悪役は貴族のパターンが多いですが、この作品もそうでした。
道徳心の低い貴族のせいで、マインは家族と引き離されます。泣けました。
いつかまた一家団らんして欲しいです。
この巻で一区切りらしいですが、巻が進むごとに面白さが増します。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：いちごノーレ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最後のシーンは泣けます。と言いますか、泣きます。号泣ですよ。その後のエピローグも泣きます。愛にあふれた1冊です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

再読。
印刷が貴族の既得権益を脅かすから貴族の養女になるまでやめるように言われたマイン。
子供の絵本作りの許可が得られたことで弟カミルのための絵本作りに精を出す。
同時に孤児院に捨てられた身喰いの赤子を弟のように大事にするようになったデリアが、神殿長に騙されて他領の貴族を巻き込んだ騒動を起こし、マインが領主の養女として貴族になることが決まるまで。
正直、ダームエルがオルドナンツを神官長に飛ばさなかったのなんで？という疑問がある。
前巻のダームエルの書き下ろしで「上位者に助けを求めても下級貴族では助けてもらえないと思っていた」というダームエルの下級貴族根性が伏線だったのかな。
助けを求めれば応えてくれるという信頼関係がまだ神官長との間にはなかったから、オルドナンツを送ってまで助けを求めるのはできなかったのかな。
しかし、プロローグの神殿長視点のことすっかり忘れてた。
ゲオルギーネの名前の初出ここかぁ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：チップ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

第二部の最終巻
１０歳になったら家族と離れて貴族の養女になる事を決意したマイン
２年間、父・母・姉・弟との生活を大切にしようとしていたが、マインの魔力を狙う勢力は陰謀を企てる。

怒涛の展開でマインは家族と涙の別れを決意する。

大変に面白かったです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：うえありひろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

第二部の最終巻にふさわしく大きな節目を迎えました。
安定の面白さとハラハラ感に加え、今までにはなかった涙が溢れてくる場面も。
第三部が楽しみになる終幕でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

後半の家族とのシーンは涙が抑えられなくなった
マインにとって二度目のターニングポイントとも言えるのではないか
そしてあの変な青色神官の正体が分かる(まぁ知ってたけれど)が、その登場の仕方が遠山の金さんとか暴れん坊将軍とかのようだったのには笑った
意外とあっさり神殿長は退場、最後まで小者臭の漂う悪者だった(バックは大物っぽいけど)
絵本つくりに欠かせない色インクの目途もついたし、刻々とグーテンベルク仲間が増えてる(笑)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：にゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

感動というか悲しいというか・・・。
涙が最後止まりませんでした。
家族への愛が溢れて、まさかこんな展開になるとは思わず・・・。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：MO　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ウェブ版を何度か読み、結局合本版を電子書籍で購入しました。地図もあり絵も優しく気に入っています。また、少し改稿されている部分やウェブ版にはない視点の話があるのもうれしいです。改稿されているフラン視点のＳＳが驚きました。遠ざけるってそんな意味だったの？
　ボリュームもあるしウェブ版を読んでいても楽しめます。お買い得だと思います。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

涙なくして読めない。電車内では読めないわー。最期マインの葬式に至るまでがルッツ視点なのが良かった。自分の力の及ばないところであっさり決まってしまったマインの事情。でも「本」があるから！家族にはマインの祝福があるから！祝福がレオンを避けていたのが笑える。書下ろしのジル様のお忍び篇。これってかなり重要じゃない？ジル様がマインにネックレスを渡す理由というか分岐点ではなかろうか。レオン視点でみるマイン、面白い。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ぽんぽん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前半は平和に読んでいたのですが、途中から泣けました。
思わぬ展開ってわけではないのですが、やはり悲しいです。
マインは最終的にどこにたどりつくのでしょうか。