メガバンク最終決戦
2016/03/30 11:08
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投稿者:[s] - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前欲しさから購入した超長期国債5兆円が国債大暴落によって大損失に。
国・外資ファンドが入り乱れる。
金融庁にも怪しい動きが・・・
それぞれの繋っていたものとは?
ストーリにどんどん引き込まれていく。読み応えも十分
メガバンク最終決戦 (新潮文庫)
2019/04/15 07:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る
初め、読んで、the経済小説なのかと思ったけど、なんか、イメージよりも泥臭かったというか、人間ドラマだったー。最後はちょっと出来すぎなくらいの伏線回収で(笑)。
まぁ、でも実際、結構そういう世界の話なんだろうなぁ。
銀行の合併と派閥争いの話、省庁による監督と銀行業務の関係、政界の謎の汚職と犠牲者、恋愛と優しさ、グローバル化と日本の矜持の関係、みたいなものを交えつつの勧善懲悪小説でしたー。
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タイトルと表紙の絵から、2時間程度で読めるエンタメ小説かと思ったがとんでもない。ありえない設定だが、十分に読み応えがある。少なくとも中盤くらいまでは。
しかし読み終ってみれば、最後の株主総会の場面など、やはり作り物っぽい。ここはじっくり丁寧に描くべきだった。
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最初の突拍子もない展開にはかなり無理やり感があって戸惑ったが、読み進めるうちにどんどんはまっていった。個性的な登場人物たちの、メガバンクの危機をめぐるドラマに引き込まれる。ただ、黒木亮のような経済小説を期待する人には物足りないかもしれない。
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「銭の戦争」シリーズ以来の作品で作者の一丁目一番町的な作品だった。安心して楽しめる作品で、結果が分かり過ぎるのもご愛嬌だと思う。
それにしてもスケールの大きい話なのだが、人間関係がとてもコンパクト過ぎる所が少々気になる。
やはり人間関係の広がりとストーリーの広がりはリンクすると思うので、そこが物足りなかった。
また最終局面のあたりはもう少し書き込んでもらいたい。
「銭の戦争」も十巻目は端折り過ぎていたのを思い出した。内容も面白く文章力もスマートで好きだが、ここがこの作家の残念なパターンだ。
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一応、経済小説に分類されるのであろうが、最後の解説でわざわざミステリー小説に分類された作品。
個人的には、経済小説に求めているのはディールの臨場感であり、新奇ではないのだが・・・。
まぁそれでも、ミステリー小説として読んだとしても消化不良なのだが。
結局、どっちにいきたかったのか、いまいち腑に落ちない作品。
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日本最大のメガバンクであるTEFG銀行が主舞台である。ディーラーとして名を馳せた桂光義は専務の地位にいた。ある日、盤石なはずの銀行は国債暴落を機に巨大負債を抱え、一夜にして機能不全に。暴落した株に群がるハイエナの如き外資ファンドや混乱に乗じて巨利を貪ろうと暗躍する政財官の大物たち―。桂は総務部の二瓶正平と共に生き残りを懸けた死闘に挑む。
今までの経済小説にはない、女性を影の主人公にしている点が新鮮で読者を引きつけるものがあった。経済的な背景もわかる読めば楽しい経済小説です。
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東西帝都EFG銀行(三菱東京UFGを連想)買収をめぐる攻防。東西=東京、帝都=三菱、大栄=三和、名京=東海、日本長期信用銀行や農林中金を連想させる。面白い!!
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最初の入りは少し難しく退屈な部分もあったけど50ページ以降は、かなり興味をそそられたストーリー性にびっくり。
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2016/10/29 No.24
ストーリー良し、読んでいてわくわく、常に先が気になる展開、最近の小説で一番。
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メガバンク株の大暴落を企てる官僚、それを阻止しようとする銀行、乗っ取りに名乗りを上げるファンドとの壮絶なバトルがはじまる。登場人物の相関図が笑える、漫画だろうって突っ込みをいれる。ひねりが普通過ぎて、ひねりになってない(笑
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日本最大のメガバンクであるTEFG銀行。ディーラーとして名を馳せた桂光義は専務の地位にいた。ある日、盤石なはずの銀行は、「帝都銀行」の名前ほしさに取引をした国債の暴落を機に巨大負債を抱え、一夜にして機能不全に。暴落した株に群がるハイエナの如き外資ファンドや混乱に乗じて巨利を貪ろうと暗躍する政財官の大物たち―。桂は総務部の二瓶正平と共に生き残りを懸けた死闘に挑む。
現金に見せた紙袋を用意するアイデアは知らなかった。好きな人のために自由に生きる塚本、財務省の闇を抱える五条、父を国に殺された湯川など、いろんな人物が描かれるも、いまいち動機は薄い気がしてしまう。敵は五条とアメリカのHFのヘレンシュナイダー。
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日本最大のメガバンクを舞台に政官財の思惑が絡んだ買収劇が始まる。
色々と伏線を詰め込んでありますが、出来過ぎ感が否めない。面白いけど薄い というのが率直な感想。
ドラマ化されたらしいが映像化に向いてそうなので、そちらのほうが面白いかも。
続編もあるらしい。
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初め、読んで、the経済小説なのかと思ったけど、なんか、イメージよりも泥臭かったというか、人間ドラマだったー。最後はちょっと出来すぎなくらいの伏線回収で(笑)。
まぁ、でも実際、結構そういう世界の話なんだろうなぁ。
銀行の合併と派閥争いの話、省庁による監督と銀行業務の関係、政界の謎の汚職と犠牲者、恋愛と優しさ、グローバル化と日本の矜持の関係、みたいなものを交えつつの勧善懲悪小説でしたー。
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情報量が多いわりには、文章が歯切れよくて読みやすい。材料もてんこ盛り。TOBだの議決権だのM資金だのというネタは「ハゲタカ」シリーズなどで皆が使っているところだが、新しくて軽い目の雰囲気で当世風になっている。