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カラマーゾフの兄弟(中)(新潮文庫)
19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グ...
カラマーゾフの兄弟(中)(新潮文庫)
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カラマーゾフの兄弟 改版 中巻 (新潮文庫)
商品説明
19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。
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紙の本
人情味に溢れた物語
2015/11/26 19:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鉄道大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゾシマ長老の手記を読んで、私も本当に懺悔をしているように思えてならなかった。父フョードルの殺害の実行犯(真犯人)が分からないように設定されているので、ミーチャが殺したのか、スメルジャコフが殺したのどちらかを推理することができる。ミーチャが殴ったのは年老いたグリゴリーだったが、彼が生きていることが判明して、ミーチャは目を輝かせた。パーティーの場面で、ミーチャとグルーシェニカが卑劣なポーランド人を追い出したことについて、痛快な気持ちになった。何とも人情味に溢れた物語だろうと改めて感じた。何度でも読みたくなるのも頷けるのだ。この流れで、下巻も耽読したい。