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無事これ貴人(小説新潮)
著者 伊坂幸太郎
明らかに遺産目当てで見舞いに訪れた甥を、「金目のものは全部処分した」と告げて追い返した男は、目の前の病院の女性スタッフに、涙混じりで唐突に過去を語り出す。その男を検温する...
無事これ貴人(小説新潮)
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商品説明
明らかに遺産目当てで見舞いに訪れた甥を、「金目のものは全部処分した」と告げて追い返した男は、目の前の病院の女性スタッフに、涙混じりで唐突に過去を語り出す。その男を検温するために病室に入ってきた看護師は、ピンチになると、どこからともなく現れては救ってくれる謎の男が、実は死んだはずの父なのではないかと疑っていた……。すべてはどこかで繋がっている、のか? 連鎖が連鎖を呼び、小さな日常の果てに、あり得ない光景が浮かび上がる。これぞ小説の醍醐味。だからフィクションは面白い。小説新潮2016年3月号掲載。
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黒澤
2023/10/31 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒澤が出てくるともはや懐かしい。この頃の伊坂ワールドだなあ。最後まで読んで、あっなるほどそういうことね、となるところも面白かったです。
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伊坂ワールド
2019/09/22 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集。個人的に好きな黒澤さんが出てきてうれしい。
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技巧はわかるが
2022/11/08 08:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
会話文を中心とした饒舌なユーモアと、アチラコチラにきらびやかな伏線を忍ばせて、後半に巧みに回収してゆく。この作者が人気作者である由縁だが、この作品は技巧はわかるがストーリー内容に感銘を受けるものが少ない。作者が題名にした「無事これ貴人」のように、技巧よりも中身を充実させるべきかな。