ポルノグラファー

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投稿者：夢Zy　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前から気になっていて、続編が出たのを機に購入。もっと早く読めばよかったと後悔するぐらい素晴らしい作品。恋愛というよりヒューマンドラマと言えるぐらい内容が濃く、それでいてくどくないので何度でも読み返してしまう。続編を読んでから再度読み直すとさらに色々なことが見えてくるのでこの作品はどちらかだけでなく、未読の方は合わせて読むことをオススメします☆

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投稿者：十日十月　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

丸木戸先生はさりげないセリフやコマの進行が上手い。読み終わっても、キャラが互いが好意を生むまでの積み重ねや、壊したものを繕っていくプロセスをもう一度再体験したくなる繊細さと、説明的に書き過ぎない感覚が上手い。それで何度も読む。最近、何度も読める本も少なくなってきたが、久々にストーリーだけじゃなく、登場人物の存在と関係からにじみ出るなにかを絵とセリフに表せる作家さんだと思う。

木島先生が書いているようなフ◯ンス書院的な官能小説はかなりの量読んでいる。しかし、抜くだけでない、骨格のある、鬼畜でも陵辱でも品のあるものは、実際の世界でもなかなかはない。そんなことを発見していく国語力の高い久住君の発見なんかに共感＆感動したり、二人が「文字」と「声」をそれぞれ互いに愛していることなんかがさりげないセリフの中で切なく響いたりして、読む度に違うところで色々と堪能できて嬉しい。エロすぎないのに、十二分にエロスを堪能できる押さえ気味のあたりも好感度高い。

アナログプレーヤー&50's 60'sジャズファンとしては、木島先生がLPでミンガスとアート・ブレイキーを聴いてたのがめちゃくちゃツボった。そしてジャズ趣味も官能小説趣味も、木島先生缶ピースだなとか一瞬でわかったりする自分も、本当にメンドくさいヤツだとしみじみ思った。殆どの既刊のBL小説やBLコミックに満足できず、抜きネタは自分で書くしかないとweb小説デビュー（もちろんR-18）するくらいの気難しさで普段暮らしている自分の面倒くさい嗜癖の扉を丸木戸マキが軽く開けてしまったことが少々驚きでもある。そんなメンドイ私のハートを掴んだ本作品と作者さんはエラい。

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投稿者：まぎぃ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな作品。絵もキレイですがストーリーがよい。

自作のH小説の口述を若者に依頼する変態な作家先生、木島。その設定だけでご馳走様ですが、純粋だけれど熱い若者の久住くんと、小説家として悩める木島の人生のストーリーに仕上がっているのが素晴らしいです。

連載から追っかけていましたが、これはSSがついた単行本をぜひにも読まねばなりますまい。最終話でものすごく切なくなり、あえてそこでおわりでもよかったけれど、その後の幸せが垣間見えた、5ページに濃縮された二人の甘いシーンが非常によかったです。

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投稿者：ふくろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

凄くエロが露骨に描かれている訳ではないけど、ずーーっとエロい。2人が成就したのかどうかの解釈が曖昧（書き下ろしと続編のインディゴ〜でしてるけど）なのも良かった。

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投稿者：みや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャケ買いだったのですが、買ってよかったと思える一冊でした！絵もさることながら、ストーリーもとても面白かったです！

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投稿者：sice556　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

静かに、けれど燻ってるものを感じながら進むお話

絵柄も世界観にあっていて好み

突拍子もない出来事はなく、
かといって日常では簡単に起こりそうもないこと

このバランスが上手くて、
読み手も没入できました

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

官能作家の木島と大学生の久住くんの
事故による出会いと関係
木島という渦に久住くんとともに
読者も巻き込まれる
そして抜け出せなくなるような感覚。
「官能作家」という職業、そして「物を書く」という生業
言葉の渦の中に色々なものを見せてくれる。
（もちろんそれを絵として表現しているのです）
なんか凄い作品に出会ったなと。

この作品は木島の焦燥に向かいあった「城戸」と「久住」の
対応の違いこそ肝ではないかと思います。

絵には妙に影のある色気があって
その絵を生かした作品だと思います。
これが作者さんの商業デビュー作だということも
鳥肌ものですね。

さらにこの本の秀逸さは
表紙表紙下を含む装丁の見事さです。
このきちんと作られた感は本の良さのひとつだろうと思う。
手触りも含めて。
本というものを満喫

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投稿者：spkspgl　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何かのランキングか、誰かのオススメかで見かけて、表紙のメガネに引き寄せられて読んだんですが…
先生がめちゃくちゃツボだった！こういう人に振り回されてみたい！（実際には耐えられないが）
春彦くんが見事に転がされて、それでも真剣に先生のこと思ってて、うまくいってよかったー。
ギャグ要素はないと思ってたのに、口述筆記が始まったところで声出して笑ってしまいました。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

丸木戸さんは、「オメガメガエラ」に続いて2作目です。
オメガ〜も、独特の雰囲気がありますが、こちらも、全く雰囲気は違うものの、一般的なBLとは違った雰囲気がありました。ドラマ化もされたみたいで、それも納得です。
かなり実力のある作家さんですね。他の作品も読んでみたいです。

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投稿者：はなよめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーにひきこまれました。色っぽい先生とハルくんのやりとりにどきどきします。ドラマも素晴らしかったので是非！

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投稿者：絵本作家　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに読ませるストーリーでした。
大学生と訳あり小説家。腕を怪我したことから代筆する大学生とのやりとり、登場人物が3人しかいないにも関わらず、それを意識させない話の展開。上手ですねー！
正直絵はあまり好みではありませんでしたが、Hしてるだけじゃないエロさが全体的にありました。

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投稿者：たぬき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受の色気がやばい。
元気な大学生は結果そうなるよ、なるなる。
割と官能小説家がでてくるBL多いですが、この作品は渋いです。
なんというか、コクがすごい。
定期的にこのコクを味わいたくなる衝動に駆られます。

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投稿者：萌　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマ化もされて気になって購入～！ポルノ作家っていう設定がすごい。ストーリ性を求める方におすすめです！！

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投稿者：壷　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

デビュータイトルの通り、この本が私にとって、初めての商業デビュー作品でした。純粋で素直な大学生×思わせぶり官能小説家という私からしたら未知の極致に挑戦していたこの作品はいわば大変貴重で、それ故、私の関心を大いに煽り購入に至ったわけです。
色々と繊細な描写は多々とあったのですが、私が最も素晴らしいと感じたところは、主要人物がたったの三人しかいないのにも関わらず、全くグダらない進行にありました。本当に面白い。ぽんぽんと話は進むのに、物足りなさは全くなく、ラストの締めくくりかたにも大変ぐっときました。
商業初心者の私は言います。この本は大変素晴らしい作品だったと。

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投稿者：Miko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今までに小説家ものは何作も読んだことがあるが、これは意外な展開、結末だった。もっと読みたいけど、余韻を残すぐらいがいいのかな。初単行本というのが信じられないです。