棺に跨がる
著者 西村賢太
カツカレーの食べかたを巡って諍いとなり、同棲相手の秋恵を負傷させた貫多。秋恵に去られる事態を怖れた彼は、関係の修復を図るべく、日々姑息な小細工を弄するのだが――。「どうで...
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商品説明
カツカレーの食べかたを巡って諍いとなり、同棲相手の秋恵を負傷させた貫多。秋恵に去られる事態を怖れた彼は、関係の修復を図るべく、日々姑息な小細工を弄するのだが――。「どうで死ぬ身の一踊り」の結末から始める特異な手法で、二人の惨めな最終破局までを描いた連作私小説集。〈秋恵もの〉完結篇。
鴻巣友季子さんによる解説「虫歯を噛みしめるような快感――西村賢太の私小説を読む」も収録。
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西村賢太は良くも悪くも変わらない
2016/06/20 21:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
解説によると「秋恵もの」はこれで完結らしい。すこし寂しい気もするが、これ以上のものも出てこないだろう。西村賢太は良くも悪くも変わらない。今後この人の作品がどんな展開になるかわからないが、とりあえず読み続けるような気がする。特に大きな期待はしていないが、新しい作品が出ると読まずにはいられないちょっとした麻薬のような魅力があるのかもしれない。