超・居酒屋入門(新潮文庫)
著者 太田和彦
一人前の大人ならば、良い居酒屋を一目で見つけたい。それがはじめての店であっても、臆せず一人で入りたい。そしてしばし寛いだならば、平然ときれいに帰りたい。そんな「居酒屋の達...
超・居酒屋入門(新潮文庫)
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商品説明
一人前の大人ならば、良い居酒屋を一目で見つけたい。それがはじめての店であっても、臆せず一人で入りたい。そしてしばし寛いだならば、平然ときれいに帰りたい。そんな「居酒屋の達人」になるために、知るべきことは――。ニッポン全国の居酒屋を訪ね歩き、その本質を極めた太田和彦が、経験を基に満を持して語る「正しい居酒屋の愉しみ方」。『居酒屋の流儀』改題、大幅加筆。
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居酒屋&日本酒の魅力を実に良く捉えております。
2016/12/13 10:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
居酒屋&日本酒の魅力を実に良く捉えております。また、その感性にも実に共鳴できる部分の多いのも非常に気に入りました。実に気取りのない、自然体での居酒屋談議になっています。ただ、幾つか気になった点を挙げるなら、まず、燗酒のことでした。近年の素晴らしい酒は、あくまでも製品として出来上がったままの「冷や」と信じてきましたが、著者は「燗酒」にも高い評価を与えている。ムーー、確かに燗の方が合いそうな気のする日本酒もあるけれど、やはり私は「冷や」で試してみたいなあ。と言いつつ、早速、「燗」で試してみたのでした。(笑)次に、金銭感覚。日本酒の場合、大体3000円/1升出せば美味い酒が掃いて捨てるほどあり、それ以上高い酒は超金持ちが飲めば良いというのが私の持論。この点でも著者とほぼ一致しているのだが、その居酒屋での支払い金額が問題。著者の記述を見ていると、1件で5~6千円が普通で、その後次の店へと梯子してるみたい。エーー、まず私の場合、在職中でも4~5千円は高級店。出切れば3000円前後が望ましいと思ってたものでした。まあ、実際には3~4千円程度で、当然1軒で打ち止めでしたが。この辺り、やはり経済力の差でしょうね。悲しい。
初出;「居酒屋の流儀 The new fifties」講談社 1998.11